幻影のメサイア episodio.0
どうやら『運命の輪』のカードの向きは逆位置であるようだ。幸乃はそれに付いて説明する・・・。
姫川 幸乃「逆位置は・・・情勢の急激な悪化、別れ、すれ違い、降格、アクシデントの到来の意味を表してるの・・・・・・気をつけた方がいいよ。桜ちゃん。」
柏木 桜「う、うん・・・・わ、わかった。」
朝日奈 葵「あっちゃ~~~・・・・残念だね、桜ちゃん。せっかく良いカードを当てたのに・・・。」
不二咲 千尋「げ、元気出そうよ。またいつか良い事があるよ。」
七海 千秋「・・・・どんまい・・・・・だと思うよ・・・・。」
朝日奈 葵「ちょっと、『だと思うよ』とは何よ。『だと思うよ』とは・・・・。」
姫川 幸乃「あ・・・で、でも・・・桜ちゃん・・・確かに占いの結果はそんなにはなかったけど・・・それは絶対じゃないんだよ。運命は決めるものじゃないんだよ・・・・悪い未来を気をつければ、回避できるし・・・頑張れば変える事もできるんだよ。」
柏木 桜「・・・・」
姫川 幸乃「運命は、誰かに任せっぱなしするものじゃない・・・・自分の手で切り開くものだよ。」
柏木 桜「・・・・あ、ありがとう・・・葵ちゃん、千尋ちゃん、千秋ちゃん、幸乃ちょん。」
幸乃の助言を聞いて元気を出す桜。そこへ担任がやって来た・・・。
雨水(うすい)「桜。ちょっと、手伝ってくれんか?。」
柏木 桜「あ、はい・・・な、何ですか?、先生・・・。」
雨水「ああ・・・これから会議に行くんで、資料の整理を頼みたいんだよ・・・放課後に来てくれるか?。」
柏木 桜「あ・・・は、はい・・・き、来ます。」
雨水「すまんな、桜、いつも手伝ってもらって。」
柏木 桜「い、いいえ・・・困っているなら手伝ういますので・・・。」
困っている事を見るとほっとけない桜であった。
朝日奈 葵「ほ、本当にいいの?。桜ちゃん。」
柏木 桜「う、うん。心配してくれてありがとう。葵ちゃん。」
不二咲 千尋「わ、私達も手伝ってあげるよ。」
柏木 桜「ち、千尋ちゃん・・・。」
七海 千秋「持つ者は友達・・・・だと思うよ・・・。」
柏木 桜「あ、あははは・・・・ありがとう、千秋ちゃん。」
そこへつみきがやって来た・・・・。
柏木 つみき「桜、一人で大丈夫?。」
柏木 桜「う、うん。ありがとう。つみき。」
朝日奈 葵「大丈夫だよ。つみきちゃん。私達がいるから大船に乗った気分で安心して。」
柏木 つみき「あ、あはははは・・・・あ、ありがとう。」
こうして、桜たちは先生の手伝いを行う事になった。しかし、幸乃はそんな桜の後姿に心配そうに見ていた・・・・。
姫川 幸乃「・・・・(な、何だろう・・・・この胸騒ぎは・・・・桜ちゃんの身に何かが起きる予感がするよ・・・・・も、もしかしら・・・・・あの占い?・・・・。)」
先ほどのタロット占いに気になる幸乃。後にこの占いが桜の運命を変える事になろうとはだれも知らない・・・・・。
それがこの物語の序章の始まりであった・・・・・。
姫川 幸乃「逆位置は・・・情勢の急激な悪化、別れ、すれ違い、降格、アクシデントの到来の意味を表してるの・・・・・・気をつけた方がいいよ。桜ちゃん。」
柏木 桜「う、うん・・・・わ、わかった。」
朝日奈 葵「あっちゃ~~~・・・・残念だね、桜ちゃん。せっかく良いカードを当てたのに・・・。」
不二咲 千尋「げ、元気出そうよ。またいつか良い事があるよ。」
七海 千秋「・・・・どんまい・・・・・だと思うよ・・・・。」
朝日奈 葵「ちょっと、『だと思うよ』とは何よ。『だと思うよ』とは・・・・。」
姫川 幸乃「あ・・・で、でも・・・桜ちゃん・・・確かに占いの結果はそんなにはなかったけど・・・それは絶対じゃないんだよ。運命は決めるものじゃないんだよ・・・・悪い未来を気をつければ、回避できるし・・・頑張れば変える事もできるんだよ。」
柏木 桜「・・・・」
姫川 幸乃「運命は、誰かに任せっぱなしするものじゃない・・・・自分の手で切り開くものだよ。」
柏木 桜「・・・・あ、ありがとう・・・葵ちゃん、千尋ちゃん、千秋ちゃん、幸乃ちょん。」
幸乃の助言を聞いて元気を出す桜。そこへ担任がやって来た・・・。
雨水(うすい)「桜。ちょっと、手伝ってくれんか?。」
柏木 桜「あ、はい・・・な、何ですか?、先生・・・。」
雨水「ああ・・・これから会議に行くんで、資料の整理を頼みたいんだよ・・・放課後に来てくれるか?。」
柏木 桜「あ・・・は、はい・・・き、来ます。」
雨水「すまんな、桜、いつも手伝ってもらって。」
柏木 桜「い、いいえ・・・困っているなら手伝ういますので・・・。」
困っている事を見るとほっとけない桜であった。
朝日奈 葵「ほ、本当にいいの?。桜ちゃん。」
柏木 桜「う、うん。心配してくれてありがとう。葵ちゃん。」
不二咲 千尋「わ、私達も手伝ってあげるよ。」
柏木 桜「ち、千尋ちゃん・・・。」
七海 千秋「持つ者は友達・・・・だと思うよ・・・。」
柏木 桜「あ、あははは・・・・ありがとう、千秋ちゃん。」
そこへつみきがやって来た・・・・。
柏木 つみき「桜、一人で大丈夫?。」
柏木 桜「う、うん。ありがとう。つみき。」
朝日奈 葵「大丈夫だよ。つみきちゃん。私達がいるから大船に乗った気分で安心して。」
柏木 つみき「あ、あはははは・・・・あ、ありがとう。」
こうして、桜たちは先生の手伝いを行う事になった。しかし、幸乃はそんな桜の後姿に心配そうに見ていた・・・・。
姫川 幸乃「・・・・(な、何だろう・・・・この胸騒ぎは・・・・桜ちゃんの身に何かが起きる予感がするよ・・・・・も、もしかしら・・・・・あの占い?・・・・。)」
先ほどのタロット占いに気になる幸乃。後にこの占いが桜の運命を変える事になろうとはだれも知らない・・・・・。
それがこの物語の序章の始まりであった・・・・・。
作品名:幻影のメサイア episodio.0 作家名:kimutake