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「あはは！お兄ちゃん強いんだね!」

「それはどうも!」

「だけど、これならどう!」

すると、フランの弾幕が虹色の光を帯びだし、広範囲に放たれる

「（たしか、スターボウブレイクていうスペルだっけ。避けにくいんだよね。でも、）」

すると、幽夜はある一点を見つめる。そこは・・・

「安置は右上!」

スターボウブレイクの安置である右上だった

幽夜はすぐさま移動し、弾幕をすり抜けた

「あれ、避けられちゃった」

「さて、反撃だぜ!」

すると、幽夜は魔装銃をフランに向け撃つ

「くっ!!」

それを避けるフラン。しかし、

「まだまだ!」

幽夜は魔装銃から刀に変え、フランに突撃する

「すごいけど、負けないよ!」

すると、フランの手に紅い魔法陣が現れ幽夜の刀と衝突する

「なに!」

「これが私の武器、レーバティンだよ」

フランの手には小悪魔の尻尾ような炎を纏った物があった

「はは、強いな君」

「お兄ちゃんこそ。最初に言ったことは許して」

「その代わりに一つ聞いてくれないか」

「?なに？」

「君はお姉さんと話したくないの?」

「え?」

「お姉さんに言いたいこと沢山有るんじゃないの？」

「・・・ある」

「え?」

「沢山有るよ!お姉さまに話したいことなんて。でも・・・」

顔を上げたフラン。その目には涙か流れていた

「聞いてくれないのか?」

「うん・・・」

「そうか、なら尚更俺は勝たないとな」

「え?」

「俺が勝ったら言うこと聞いてくれるんだろ?なら、俺は君を
連れていく」

「・・・・ふふ、アハハハハ!」

「どうしたの?」

「くふふ、やっぱりお兄ちゃんて変わってるね」

「よく言われるよ」

「でも、負けないよ!」

「そうか、なら全力でいかせてもらうぜ!」

すると、幽夜の足下に魔法陣が現れる

「スペル、アルティメット」