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ららら☆こっぺぱん
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novelistID. 48421
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厨二な桃太郎

INDEX|1ページ/1ページ|

 
ナレーター
中二病・・・。分かりやすくいうなればちょっと背伸びしたい、かっこつけ
てしまうという思春期特有の病気。これはそんな病気に罹った女の子のお
はなしである。
昔々あるところにぎっくり腰で寝込んでいるお爺さんとお婆さんがいま
した。ある日寝込んでるお爺さんのためにお婆さんが桃を剥こうとしまし
た。
ババア「爺さんや、桃を剥きましょうか」
ジジイ「おお、じゃあお願いしようか」
ナレーターお婆さんが桃を切ったとたん桃の中から女の子が出てきました。
ババア「おお、めんこいこと、うちで育てましょう。」
ジジイ「え、わしの桃は・・・・。」
ナレーターそれから十四年がたちました。女の子は桃子と名付けられ、すくす
くと育ち、お爺さんのぎっくり腰も完治しましたが一つ困ったことがあり
ました。それは桃子が中二病にかかってしまったのです。そこで、お爺さ
んとお婆さんが相談して鬼ヶ島に鬼退治に行かせることにしました。
ババア「桃子や、ちょいと鬼ヶ島まで鬼退治にいってくれんかね。」
ジジイ「そうじゃそうじゃ、最近鬼ヶ島の鬼が暴れ回って困っておるんじゃ。」
桃子「ふっ、いいだろう。死は怖くない。ではいくか。新たなる世界へ。」
ナレーターこうして桃子は鬼退治にでることになりました。桃子が道を行くと
仕事を探している、犬、猿、雉に出会いました。
猿「あのーすみません、仕事をください・・・。」

犬「僕たち仕事を探しているのですが・・・。」
雉「僕もなんですけど・・・。」
桃子「丁度いい。今から鬼ヶ島の鬼を退治しに行くところだったのだ。私
の忠実な下部になるがよい。契約の証にこの我が魂の一部、金色の・・・。」
部下一同「あっ、そういうのもういいです。」
桃子「・・・。まあ、いい、ついてくるがいい。」
ナレーターこうしてお供を手に入れた桃子は鬼ヶ島に着きました。
桃子「ここが邪鬼の住まうストロングホールドか。ふ、血がさわぐな。三
十年ぶりにあの業を使えると思うとな。」
雉「あっ、鬼が出たきたみたいです。」
桃子「貴様か最近里を荒らしまくっているゲスは。この果実から生まれた
堕天使が相手をしてやる。」
鬼2「うわあ此奴厨二病だぜ。すごいショボそうだな。」
鬼3「まあボスを呼ぼう。」
鬼1「なんだまた、闇からの使者か。俺結構強いけど、どうする?」
桃子「ふ、貴様が強かろうが弱かろうが関係ない。私は私の道を貫くだけ
だ。おい私の使い魔どもよ。下がっていろ。死ぬぞ。」
犬「頑張ってください、僕はとりあえず見ています」
雉「僕も見ています。」
猿「俺らが来た意味って・・・。」
鬼「では行くぞ見よ我が奥義っ!アーラジェットネーオ!」
桃子「負けるかああああスクワルトターレ」
桃子「勝負あったな。」
ナレーターこうして人里の平和は桃子によって守られたのでした
ちなみにあのあと雉、犬、猿は無事何処かの企業に就職できたようです。
そして桃子は厨二病からめが冷めて普通に暮らしているそうです。
めでたしめでたし。