魔法と恋と世界の平和
南の噴水広場にやってきた剛とエンジュはジュエルシードを探していた。
剛
「エンジュ、あった?」
エンジュ
「ないわ。もう一回調べてみるわね」
剛
「うん・・・・ってアレじゃない?」
エンジュ
「うん?・・・・そうよ!アレよ!早く回収して」
剛
「分かった」
回収に向かった僕にエンジュが慌てた声で叫んだ。
エンジュ
「剛、早く回収して!!何かが接近してくるわ!」
剛
「わ、分かった!」
僕がジュエルシードを回収した直後に何者かから攻撃を受けた。
エンジュ
「剛、大丈夫!?」
剛
「うん、なんとかね」
さっき自分のいた場所には同年代くらいの女の子が立っていた。
???
「それを渡して」
剛
「君たちは何でジュエルシードを集めてるの?」
???
「貴方たちには関係ないことよ。早く渡しなさい」
エンジュ
「あらあら、せっかちな使い魔ね」
使い魔
「悪い?こういう性分なのよ」
少女
「それを渡してくれれば手を出さない」
剛
「一つ聞かせて。君は何でこれを集めてるの?」
少女
「・・・・母さんに言われてるから。詳しくは知らない」
剛
「そっか、じゃあどうぞ」
僕は女の子にジュエルシードを差し出した。
女の子が取ったと同時に僕は二人に言った。
剛
「僕にも手伝わせてよ。ジュエルシード集め」
エンジュは僕の考えが分かっているのか何も言わずに肩に座って来た。
使い魔
「フェイト、不本意だけど手伝ってもらったほうがいいよ。このままじゃフェイトの体が保たない」
作品名:魔法と恋と世界の平和 作家名:ソディア