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鬼宇津みいあ
鬼宇津みいあ
novelistID. 49125
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カゾクデイズ 1missyonn

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〜モモ〜
コンコン
私は引きこもりの兄の部屋をノックした。
「お兄ちゃん?入るよ〜」
私が部屋に入っても気づいていない様子だ。
「お兄ちゃん!」
「うわわわ!」
兄はいかにも突然現れたモンスターを見ているような目で見てくる。
「なんだ、モモか、ってモモ!?」
兄は急いでパソコンを閉じた。
「何か隠したね」
「見てないか?」
兄の行動からしてエネちゃんに送ってもらったような秘蔵画像フォルダでも見ていたのだろう。
「見てないよ。ここに朝食置いとくね」
私はあまり深く追求しなかった。
バタン
私はドアを閉めて一階に降りて行った。一階の台所では団長とマリーちゃんが朝食の片付けをしていた。ソファにはカノさんが寝転んで雑誌を読んでいた。そして、あれ?
「セトさんはどこですか?」
するとみんな首を傾げた。
「何処かにいるでしょ〜」
いつもカノさんは能天気だ。
「晩飯には帰ってくるだろう。あまり気にするな」
キドさんはいつでも冷静だ。
「そう、ですよね」
今日はバイトは休みと言っていたはずだ。
なんでだろう。なんだか私は嫌な予感がした。