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学級裁判Case.01 開幕！

Classroom Trial Start!
　　学級裁判　開始！


「それでは、学級裁判の簡単な説明から入りましょう。
　学級裁判では、『誰が犯人（クロ）か』を議論し、その結果はオマエラの投票により決定されます！
　正しいクロを見抜けば、クロだけがお仕置きですが、
　もし間違ったクロを指摘した場合は…クロ以外全員がお仕置きされ、みんなを欺いたクロだけが晴れて卒業、元の世界に帰還することが許されます。」


「始める前に確認しときたいんだけど、ほんとにこの中に犯人が居るの？」

霊がそう妖に聞く。

「勿論ですよ…人殺しのクロは、今もなおオマエラの中に潜んでるんだよ…♪」

「そして、それを見抜けなければジ・エンドってわけね…」

「そういうことになるねえ。それでは、議論を開始してくださーい」

と呑気に妖は言ってのける。この裁判で一人は処刑されるなんていうノリではない。

「か、開始しろ…って言われ、ても…何から、話せば…いいんだろう」

イティアが迷う。

「でもとりあえず事件の話をしないと…命がかかってるんですし」

と香。

「え？誰の命がかかってるの？」

と恵美がボケ発言。

「ルール聞いてなかったの！？
　犯人当てられなかったら犯人以外全員ゲームオーバーなの！あの世行きなの！」

と突っ込む霊。ボケてる場合では無い。

「あ、あはは……そだ、とりあえず現場の状況から話し合って行きましょうよ。
　まだ完全に把握してない人もいるでしょうし」

と、牧園が提案したので

「じゃあ、それから始めて行こうか」

楓が意見に賛成し、そこから確認することになった。


『こんにちは。今回もチュートリアルを務めさせていただきます。
　名前は言えないので、とりあえず"説明係"とでもお呼びください。
　この学級裁判の中で、『』で囲まれた言葉は大概私です。お見知りおきを。

　さて、この次のページからついに議論が開始いたします。

　議論には"Phase"形式と"Question"形式が存在し、
　"Phase"形式の問題は発言力が減少する可能性があり、難易度も高めですが、
　ここを通過した時の発言力が得点なので頑張りましょう。
　"Question"形式の問題は、ミスしても発言力が減りません。
　但し成功すれば発言力と集中力を増やすことができますので、頑張ってください。

　なお、発言力は初期値５０、集中力は初期値０でございます。
　また、発言力は最大１００、集中力は最大１０でございますので、ご注意くださいませ。

　それでは、採点の話はこの辺で。議論に突入しましょう！』