ダンガンロンパ・ファンタジック/リロード-Chapt.1-3
議論 開始!
コトダマ
【1・空き部屋の物干し竿>
【2・理科のバッグ>
【3・霊の検死結果>
【4・血で濡れたバスタオル>
【5・理科の部屋のドア>
【6・イティアの服>
「バット状の凶器、ねえ……あ、そうだ!
イティアちゃんが脱出に使ったのとは別の☆A【物干し竿】はどうだ!?」
とギィズが案を出す。確かになるほど、棒状なのでその発想は悪くない。が……
「流石に長すぎやしないか……?
ミスして何か割りそうなもんだが」
と骸が指摘する通り、長すぎる。
「まず、☆B【犯人が持ち込んだ】ものかどうか、は大事だよね」
とうーんと唸りながら牧園がいう。
「いえ、もっと大事なのは返り血の処理よ。
撲殺なら否が応でも☆C【返り血が凶器につく】……
だから、その凶器にも返り血が付いてるか、現れてるはずだけど、
★D【洗われた痕跡はない】し……
返り血一滴位垂れててもおかしくないはずなんだけど」
首を振って霊はそう指摘する。
「洗って無いなら、☆E【凍らせる】か☆F【燃やす】かするでござる!」
そこで雲隠がそんな発想を出す。
「燃やすのはいいが、凍らせるぅ?どういうことよ」
雪音が喧嘩腰でそう聞いてくる。
「証拠隠滅の際のミステリーの定番でござろう!
まさかぁ、雪音殿ともあろう方が知らないのでござるか?」
雲隠が驚いた顔でさらに煽って行く。
「ミステリーの定番と言ったら、わかりにくいばしょに☆G【隠す】、
……なんてのもあるよね」
とりあえずそれを無視して清掃がそう提案。
「それとか、実は☆H【血を拭き取ってずっと身につけている】とか!」
清掃が話したのにちょっと驚きながら、牧園が続ける。
「だー、そんなミステリーの定番とか言ったら埒があかねぇぞ!?」
「じゃあ何か案上げてくださいよ、ダメ人間さん。
私は☆I【その部屋にあっておかしくないものを使った】んだと思いますがね」
エーエルは相変わらず楓に厳しい。
それにしても、いろんな意見が出ただけに、まとまらない。どうするか……
(指摘できそうなポイントが多過ぎてちょっと分かんないですね……
一回冷静になって話し合いを考え直してみましょう。
えーっと、どうやら証拠隠滅がその場で出来る犯人が持ち込んだモノが凶器、と言う可能性か
凶器は犯人が洗って回収した、と言う可能性、
そして元々その部屋にあったモノが凶器、と言う可能性の3択がありますね。
確か理科さんの部屋の外や、部屋の外には血痕は一切ありませんでした。
だから、"洗われていない限りは理科さんの部屋の中に凶器は残っていた"はずです。
そう考えると、見えてくる可能性は……)
コトダマ
【1・空き部屋の物干し竿>
【2・理科のバッグ>
【3・霊の検死結果>
【4・血で濡れたバスタオル>
【5・理科の部屋のドア>
【6・イティアの服>
「バット状の凶器、ねえ……あ、そうだ!
イティアちゃんが脱出に使ったのとは別の☆A【物干し竿】はどうだ!?」
とギィズが案を出す。確かになるほど、棒状なのでその発想は悪くない。が……
「流石に長すぎやしないか……?
ミスして何か割りそうなもんだが」
と骸が指摘する通り、長すぎる。
「まず、☆B【犯人が持ち込んだ】ものかどうか、は大事だよね」
とうーんと唸りながら牧園がいう。
「いえ、もっと大事なのは返り血の処理よ。
撲殺なら否が応でも☆C【返り血が凶器につく】……
だから、その凶器にも返り血が付いてるか、現れてるはずだけど、
★D【洗われた痕跡はない】し……
返り血一滴位垂れててもおかしくないはずなんだけど」
首を振って霊はそう指摘する。
「洗って無いなら、☆E【凍らせる】か☆F【燃やす】かするでござる!」
そこで雲隠がそんな発想を出す。
「燃やすのはいいけど、凍らせるぅ?どういうことよ」
雪音が喧嘩腰でそう聞いてくる。
「証拠隠滅の際のミステリーの定番でござろう!
まさかぁ、雪音殿ともあろう方が知らないのでござるか?」
雲隠が驚いた顔でさらに煽って行く。
「ミステリーの定番と言ったら、わかりにくいばしょに☆G【隠す】、
……なんてのもあるよね」
とりあえずそれを無視して清掃がそう提案。
「それとか、実は☆H【血を拭き取ってずっと身につけている】とか!」
清掃が話したのにちょっと驚きながら、牧園が続ける。
「だー、そんなミステリーの定番とか言ったら埒があかねぇぞ!?」
「じゃあ何か案上げてくださいよ、ダメ人間さん。
私は☆I【その部屋にあっておかしくないものを使った】んだと思いますがね」
エーエルは相変わらず楓に厳しい。
それにしても、いろんな意見が出ただけに、まとまらない。どうするか……
作品名:ダンガンロンパ・ファンタジック/リロード-Chapt.1-3 作家名:暗妖