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パックパク

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「よぉ、久しぶり」
僕を押し倒した男の顔を見る。僕とそっくりなほど似ている顔にそんなに変わってない黒髪…違いを見つける方が難しいほど、だけど見つめてくる目の色は違ってどす黒い欲が見え隠れしている
「…なに、ルシ」

「久しぶりに帰ってきた従兄弟を押し倒してる」

「そうじゃなくてさ…僕、疲れてるんだけど…」

「ふーん…そうなんだ」

「そうなんだって…どいてくれない?お風呂入りたいんだけど」

久しぶりに帰ってきた実家にいたのは韓国にいるはずの従兄弟のルシだった。疲れてこのまま寝てしまいたいけど流石にお風呂に入ってないといけない気がして、それを伝えても、離れてくれない。むしろさっきよりも顔を近づけてきた

「ねぇ、お風呂行きたいんだけど…」

「んー…お前ってさー、なんで押し倒されてんのに抵抗しないの?」

「なんでって…」

「このまま俺がお前襲うなんて考えてないの?」

「…それこそ今更な感じするんだけど」

まぁ、そうだななんて笑いながら首筋に顔を埋める。


中学に上がってすぐの頃、ちょっとした好奇心でルシとキスをしてから僕たちの関係は従兄弟とは違うものになった気がする。小さい子供がするような軽いキスから呼吸を奪い合うキスまでいろんなことをしたし、これからルシがやろうとしてる事だってやったことがある
「んっ…ちょ、ルシ…痕付けないでよ?」

「なんで?いいじゃん俺のものだって見せつければ…」

「先輩に見つかるとうるさいんだけどー」

「あーもう、ウィトうるさい」

「んぅ…ふ、…は、ぁ」

唇に噛み付くようにしながら服の裾から右手が入ってくる。脇腹をつまむ様に触ったり、手のひらで感触を楽しんだり、歯の裏側をなぞったり舌を吸ったり…ルシから与えられる快感に肩に手を置いて抵抗するけど、力が入らなくて意味のないものになる

「はっ…、もう勃ち始めたよ?まだキスぐらいしかしてないのに…」

「う、るさっ…ひっ!」

「素直じゃないなウィトは…」

「ひ、ぅ…はっ、あっ!…そ、こやだぁ…」

ぷくっと立っている胸の飾りを口に含みながら反対側をつまむ。ある程度舐めたらそこから鎖骨のくぼみまで舌で辿る、もう僕のいいところなんて全て知ってるルシの前じゃ隠し事なんてできない

「ほら、さっきより勃ってる…直で触ってないのによく勃つよねー」

「ん…ふっ、あ…はぁ、…ひぅ!…ぁ」

「んー…なんか飽きた」

「へっ…」

急に触るのをやめたルシを見るとつまらなそうな顔で僕を見下ろしていた。中途半端な状態な僕には辛い

「な、んで…」

「だって俺ばっかやっててつまんないし、ウィトばっか気持ちよくなって狡い」
「ま、待ってルシ!!」

そのまま僕から離れていこうとするルシの腕を掴む

「なぁに?ウィト」

「…も…て」

「ちゃんと言わないと聞こえなーい」

ニヤニヤ笑いながら見下ろす目は絶対僕が言いたいことを知ってる目で、顔を背けながらもさっきより大きな声で伝える

「ちゃんと…僕もするからぁ…最後まで、シて?」

「ちゃんと言えるじゃん」

「はっ…ふっ、ぅ…ル、シ…むぅ…」

顎をつかまれて唇の隙間から入ってくるルシの舌を必死に絡めるとさっきよりも熱くなってくる。首に腕をまわして僕からも色んな角度からキスを仕掛けると目を細めながらクツクツ喉で笑っている



「今日は、ウィトが動いてよ」

「は、はぁ!?な、なに言ってんの?!」

「だって、僕もちゃんとするからシて欲しいんでしょ?だったら、ウィトが動いてよ」

ほらなんて言いながらベットに乗り上げて待つ姿は他の人が見たら色気があるっていうんだろうなぁなんて頭の隅で考えていた。ギシリと音を立てながらベットに乗って軽く自分の後孔に指を入れて解す

「うわっ、良い眺め」

「う、るさい…ルシは黙っ、てて…んっ」

「ほら、ちゃんと解さないとウィトがつらいよ?」

「ん…ふっ、はぁ…ふぁ…ん、ぅ…ぅ」

指が三本はいるくらいになってからルシの腰に跨るゆっくり息を吐きながら入れていく、なかなか入れないことにイライラしたのかルシが僕のを強く握ると同時に力が抜けて一気にルシのが入る

「ひっ!は、あぁ…!」

「焦らしてるウィトが悪いんだよ?」

「は、ぁ…あ、もっ…む、りぃ…るしぃ」

「そんな顔しないでよウィト…ほら、ウィトが動かないとこのままだよ?」

「やっ…るし、も…無理なの、だからぁ…」

「…はぁ、しょうがないな。少しだけだよ?あとは自分で動いて」

「あっ!ひっ…あ、ぁ…る、し…ぃ、は、げしっ!」

僕の腰をつかんで動かす。いつもしてるより激しい動きに体から力が抜けそうになるのを抑えて自分から動き出す。もう自分で腰を振ってるなんて関係なくて快感を早く欲しくてどろっどろに蕩けた頭では何も考えられない

「あっ!イッちゃ…イッちゃ、あぁ…!!」

「まだ駄目。俺満足してないし」

イきそうになったのを僕のを握ることでイかせないようにすると僕をそのままベットに押し倒して後ろからガンガン奥を突いてくる

「やぁ…るしぃ、もっ…苦しいからイかせて…ひぁ!」

「そんな余裕ないような顔しないでよ。ほら笑ってよ…」

「んっ…ぅ、ふぅ…はぁ…あぁっ!」

「ウィト…そろそろナカに出すから、全部受け止めろよ?」

「へぇ?…ひっ!ふぁ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

突然離されてイくと同時に僕のナカにルシの精が放たれる。抜かれると僅かにこぽと音を立てながら、垂れる


エッロい顔してるよウィトなんていう言葉を聞いて僕は意識を飛ばした
作品名:パックパク 作家名:涼菓