もしも…
しかも、そいつは同じクラスメイトであり、同じ部活のメンバーであり、とても親しい友人だったらこうなのか?
「いずみぃ…もーちょい、強く…シテ?」
熱を含みながら荒い息遣いとともに言われた一言は、誤解が生まれそうだなってどこか他人事のように思った。実際他の人にこの光景を見られたら誤解されそうだな。
顔を赤くしたアキラの首にはその髪色と同じくらい赤い首輪がついていて、そのアキラの腹に足を乗せて立っている俺。本当に可笑しいななんて思う
「あっ…泉、そんくらい強いの好き…んっ」
「…アキラは本当こういうの好きですよね、今度先生にやって貰ったらどうですか?」
「やっ…俺、は…泉、にやってほしい…からぁ」
「分かってますよ。アキラのこんな姿、俺意外に見せたりしたらダメですよ」
ふふふ、と笑ってると俺の足元にいるアキラは嬉しそうに頬を緩ませながら、俺の足に擦り寄ってきた。その姿は猫のようにも見える…が、今やってもらいたいのはこんなことじゃないと分かってしまう。
「ねぇ…泉、そろそろ…泉の、ちょーだい?」
「駄目、今日はコレだけな」
目を細めて強請るアキラも可愛いけど、今日はしない。毎回毎回付き合っていたら身体が持たない。今日は部活でいつもよりも疲れたから、しない。けど、腹に乗せていた足をそのまま下へ下す。
「俺がいいって言うまでイッたらだめですよ?」
「あ゛ぁ!い、ずみぃ…!!」
「ふふふ…アキラ可愛い」
ゴリゴリとアキラのを潰すくらいの強さで踏む。だってこれくらいの強さじゃないとアキラは満足しない、最初の頃は徐々に強くしていったけど、今じゃ一気に強くしたって喜ぶだけ
「アキラ…気持ちいのか?こんな潰されるくらいで踏まれるの好きなんだ…こんな姿、他の人が見たらどうなるんでしょうね」
「やっ…!それ、はぁ…んっ!」
「大丈夫ですよ、アキラの可愛いこんな姿俺意外に見せませんよ」
「あっ、あ゛…!い゛ぃっ!!あ゛ぁぁ!」
「ほら、アキラもっと我慢しないと。まだ俺イっていいなんて言ってないですよ?」
クスクス笑いながら見下ろす。イクのを必死に我慢してるのか、痛みによるものなのか、こんな状況になって興奮してるのかボロボロと涙がこぼれてる。普通だったらこんなことを止めようとするけど、俺はもっと酷くしたいと思ってしまう
この想いも、アキラのに付き合ってたからなのか。俺が元々抱いていたのかわからなくなってくる