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艦これ! 新任提督の日常

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プロローグ



長い研修期間を終えついに鎮守府に着任することになった。
場所は鹿屋基地。はっきりいってよくわからないところだ。ここで俺のする主な仕事は、近年突然現れて攻めてきた新海凄艦と呼ばれる存在に対抗するため艦娘と呼ばれる子達を育て、出撃させそれの指揮をとることだ。そのほかにも遠征や資源の調達、資料の作成など沢山のことをやる。
俺はわくわくしていた。どんなに名もない鎮守府でもがんばって出世してやる!
鹿屋基地に着いた俺は司令官室の前に立っていた。上からの話だと俺の秘書艦となる艦娘の子が待機しているはずだ。
深呼吸をしてから司令官室の扉を開けた。
「は、始めまして!鹿屋基地へようこそ!わ、私は暁型駆逐艦4番艦、電です!司令官さんよろしくなのです!」
そこには小さな女の子がいた。こんな小さな艦娘の子もいるんだな。
「ああ、こちらこそよろしくな電」
俺が手を差し出し電が近づいてくる。そして
ずてん!
「わっぷ!」
何もないところで転んだ。危なっかしい子だ。
「だ、大丈夫か?」
「ありがとうございます。大丈夫なのです」
こうして俺の提督生活が始まった。