二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

法を破る者達

INDEX|1ページ/2ページ|

次のページ
 
T 『第1章 夢はなく、地を這う日々』

○Kwsk平原
  どこまでも果てしなく続く平原。
  その平原をスケット銃兵が行進している。
  蒼星石は不安そうに兵士とともに歩んでいる。
翠星石「本当にうまくいくんですか?」
  やらない夫は真剣な面持ち。
やらない夫「もう言わない約束だろ。常識的に
 考えて」
翠星石「翠星石には、公女様なんて無理ですぅ」
やらない夫「(怒り)おい! お前はもう公女・
 蒼星石なんだぞ!」
  やる夫、冷静な表情で、
やる夫「2人ともやめるんだぉ。仲間同士で争っ
 ている場合じゃないぉ」
  やる夫、申し訳なさそうに、
やる夫「やる夫のわがままに付き合わせてすま
 んぉ。でも、独立のチャンスは今しかないん
 だぉ」
  やる夫は目の前にそびえるモナー砦を睨む。
やる夫「もうすぐ、モナー砦に着くぉ。戦いに
 備えるんだぉ」
  やる夫は手を強く握り締める。

○乙半島
N「『うp大陸』の南に位置し、乙の形をした『乙半島』」

○水銀燈
N「この地は古来より、北方の大国『水銀帝国』の属国と
 して歴史を歩んできた」

○桜田ジュン
N「『水銀帝国』から、冊封された『大公』。桜田一族に
 よって統治されてきた大地である。最後の君主となった
 「桜田JUM」の時代。海洋を隔てた「ゴルァ大陸」に
 君臨する大国『通商連合国』が水銀帝国と貿易を始めた。

○貿易船
N「貿易の拠点を求めた『通商連合国』に対して、水銀帝
 国は一方的に、乙半島の譲渡を決めた。JUMは、この
 勝手な振る舞いに対して、独立を宣言し、通商連合国と
 争うも、すぐに敗北。「乙半島歴:217年」……そのまま
 乙半島は、通商連合国の州の一つとして、併合されたの
 だった……」

○蒼星石(ドレス姿)
N「この戦いの中で、JUMの一人娘・蒼星石は行方不明に
 なっていた」

○タイトル
 『第1話 決起』

○Kwsk平原
  マスケットを肩の載せ歩くマスケット銃兵。
  ザッザッザッと一糸乱れず歩む。
翠星石「(自信を持ち)そうです。『翠星石』達には『乳酸
 菌戦争』の英雄、入即出やる夫がいるですぅ。(蹴るポー
 ズをし)通商連合なんて、蹴り飛ばして独立してやるです
 ぅ。こんちきしょうですぅ!」
やらない夫「(焦り)だから、お前は『蒼星石』だって言っ
 ているだろ! 何度言えばわかるんだ!」
やる夫「(悲しく)やる夫は英雄なんかじゃないぉ。やる夫
 はこの国を独立させられなかったんだぉ。騙されていたん
 だぉ」
  やる夫は握り締めた拳を見つめ、
やる夫「だから、今度こそ、独立させるんだぉ! その為に
 も、モナー砦を落とすぉ。ダディ騎兵隊しかいない。今し
 かないんだぉ」

○モナー砦・外観
  堅牢な造りの要塞である。

○同・部屋
  ダディは不満気な表情。
ダディ「ついてねぇなぁ。こんな何もないとこに駐屯なんて
 よぉ。パッと武勲でもあげて、本国に勤務したいぜ」
  マスケット銃兵が息を切らせ、駆け込んで来る。
マスケット銃兵「大変です! 独立軍を名乗る連中が城に近
 づいております」
  ダディは鼻で笑う。
ダディ「(呆れ)独立? 無理なことを」
ダディ「(吐き捨て)この国の烏合の衆どもに何ができるっ
 ていうんだ」
マスケット銃兵「籠城の準備は既に始めております。次のご
 指示を……」
  ダディ、馬鹿にした表情で、
ダディ「何を言っている。こっちは騎兵隊だぞ。蹴散らせば
 いいだろ! それとも何かい? 敵さんには騎兵がいるっ
 てのかい?」
マスケット銃兵「(真剣に)歩兵の集まりのようです」
ダディ「オマエラも暴れたいだろ?」
  その視線の先には軍馬・でっていう。
でっていう「オレ様にかかれば余裕っていうwwwwwww」

○Kwsk平原
   マスケット銃兵が規則正しく歩いている。
やる夫「軍馬のでっていうどもは、食い意地が張っているぉ。
 だから、囲んで、補給を断てば、そのうち出てくるぉ。援
 軍が来る前に出てくるかが勝負だぉ」
   翠星石の顔に冷や汗。
翠星石「先に援軍が来たらどうなるんですぅ」
やらない夫「そんときゃ、みんなマミマミされるだろう、
 常識的に考えて!」
翠星石「(涙声)蒼星石は嫌ですぅ! 死にたくねぇですぅ」
やらない夫「おい! 最初から言っていただろ! 兵士に聞こ
 えたら、どうすんだ!」
   と、突然、重装歩兵が近づいてくる。
重装歩兵「お取り込み中の所、すみませんモナー」
翠星石「(焦り)な、何でもねぇですぅ!」
重装歩兵「はぁ?」
やる夫「どうしたんだぉ」
重装歩兵「ダディ騎兵が布陣を開始しましたモナー」
やる夫「(頭抱え)食料はある筈なのに、アイツ等、何を考え
 てんだぉ」

○Kwsk平原
  鳴り響くラッパの音。
  ダディ騎兵隊が隊列を組む。
騎兵部隊「通商連合から来ました」
ダディ「泣く子も黙るダディ騎兵隊の恐ろしさを見せてやるぞ」
  平原を埋める騎兵を見て、
やらない夫「おい、凄い数の騎兵隊だぞ! 本当に大丈夫なの
 か!」
翠星石「(震える声で)白饅頭、早く何とかするですぅ!」
  やる夫は冷静に弓兵の隊列を整えている。
やる夫「こっちも布陣完了だぉ。弓兵で攻撃するぉ」
  射られる矢。
  矢をサッとうざく避けるでっていう。
でっていう「(小馬鹿にし)そんな攻撃当たらないっていうwwww
 助走した騎兵は無敵だっていうwwww」
  翠星石がやる夫の首を締め上げる。
翠星石「ほとんど当たってねぇです!」
やる夫「苦しいぉ。指揮できねぇお」
  やらない夫の首を冷や汗が流れる。
やらない夫「おい! ふざけている場合かよ」
  騎兵隊の先頭を駆け抜けるダディ。
ダディ「(叫ぶ)蹴散らすぞ! その首、もらったぁ!」
  騎兵隊がやる夫達の戦列に近づく。
やる夫「(叫ぶ)今だぉ。槍兵、構えれだぉ!」
  槍を前方に構え、立ち上がる槍兵達。
  その戦列はハリネズミのように隙がない。
でっていう「ちょ! 助走していて止まらないっていうwwww」
ダディ「(顔面蒼白)おい! バカ、止まれ!」
  グサッとでっていうが串刺しになる。
でっていう「(虫の息)痛いっていうwwww」
  ダディ、振り落とされる。
ダディ「く、くそ、こんな筈では! た、退却だ!」
やる夫「マスケット銃兵、一斉射撃だぉ!」
  マスケット銃兵が一歩前に進む。
  一斉に火を吹くマスケット銃。
  ダディを含め、生き残った騎兵たちが倒れる。
ダディ「馬鹿な歩兵ごときに敗れるなんて……」
やる夫「今だぉ。弓兵、良く狙って射るんだぉ。やらない夫、
 歩兵隊を率いて追撃だぉ」
  やる夫の姿は預言者のようである。
やらない夫「(槍を構え)助走していない騎兵なら任せておけ!
 歩兵隊、俺に続け!」
  やる夫の後に続く重装歩兵たち。
でっていう「(恐怖で脅え)もう、無理だっていうwwww」

○モナー砦・外観

○同・部屋
  翠星石は浮かれた表情。
翠星石「やったですぅ。お城が手に入ったですぅ」
やらない夫「(顔を綻ばせながら)君主気分に浸るのは早いだろ、
作品名:法を破る者達 作家名:聖者の剣