すきなかぷ詰め
アサアニャ~眉毛スコップ~
※日輪→日帝
「よぉ……日輪さんよぉ…俺のアーニャに何手ぇ出してんだ…?」
これは俺の悪い癖。
すぐに昔みたいになる。
フランシスやフェリシアーノは
『怖いけどかっこいい』とか『強そう』
って誉めてくれるが…
俺はもう誰も怖がらせたり、傷つけたくない。
「はぁ…また貴様か…」
「あ”ぁ?貴様じゃねぇ、アーサーカークランド様だ」
いつかの時みたいに二人でにらみあう。
周りの奴等は…まぁ、放っておいて平気だろう。
今はアーニャを第一に優先すべきだ。
「アーニャ殿、」
「なぁに?日輪くん?」
奴はまた俺のアーニャに声をかけた。
俺のアーニャなのに。
プツリと俺の中で何かが切れる音がしたような気がした。
と、同時に俺の意識は遠くなった。
「ア………く…!ア…サ…くん…」
誰かが俺を呼ぶ声がする。
「………アーサーくん!」
「…あ、アーニャ…何で…」
俺はベッドに横になっていた。
さっきまでアーニャと俺は日輪と一緒にいたはず。
なのに今は日輪どころか周りで見ていた奴等もいない。
「アーサーくん、あのあと倒れたんだよ?もーっ心配したんだから!」
「す、すまねぇ…」
上半身を起こし謝る。
情けないが、アーニャが今まで面倒を見てくれていたようだった。
「……ありがとうなアーニャ。」
「え?何が…?」
このままハグやキスが出来たらどれだけいいか。
そう考えているといきなり
「…アーサーくんも守ってくれてありがとう…!」
「……っ!?」
俺の顔は真っ赤だろう。
…だって今、俺の顔はアーニャの胸に埋められているから。
「あ、アーニャっちょっと離せ!」
「…ご、ごめん…ヤだったよね…」
「ち、違うってその…少し……」
アーニャからハグされたのが恥ずかしかったから
意味不だけどおわり