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【土沖/落書き】パンストミニスカ沖田で土沖、続かない

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※続かない

















不意打ちで後ろへ倒されたのに、どこも痛くないので却ってその方が参ってしまう。少しでも身じろぐ度にきしきしと安っぽいスプリングの音が響いて、明かりをつけるまで真っ白だった短いスカートの白衣も、今では濃いピンク色をした室内灯に照らされて殆どそういう色だ。土方はそういうものがお好みじゃないはずなのに、これでは本当にイメクラみたいなので可哀想。

お可哀想ですねってげらげら笑おうとしたのに、くちびるからはぬくったい吐息しか零れてこなかった。それが手の甲をびしょびしょに濡らして、別の声まで生みそうになって、結局はじっとつぐむ羽目になる。
汗で額に張り付いた沖田の髪を梳いた、土方の指がスカートの中に潜り、太腿を辿って腰の辺りに触れた。ストッキングのゴムのふちへ指を引っ掛けられ、胸を呼吸に上下させながら口を開いた。

「……破く?」

尋ねたら、土方は心底嫌そうな顔で「阿呆か」と目を細める。あらあら、ドン引きの顔だ。興味深く思いながら眺めていると、土方のくたびれた溜め息が上から降ってきた。

「破んねーよ。どういうプレイだよ」
「……つまんねーの」
「というかお前は本当に、人が教えてねー知識をどっから拾って持ってくんだ」
「土方さんが昔覚えたのとおんなじところでさァ」
「違ェだろ多分」

もう一度重ねるように溜め息をついておきながら、両脚をまとめて持ち上げられる。ふくらはぎを持たれたから左脚は真っ直ぐ天井へ向けて伸びたけれど、右脚だけすぐ離されてくたんと折り曲がって、邪魔をしたのに、そんなのは意にも介さずにストッキングを途中まで下ろされた。きゅうきゅうと密着していた布が肌の上を滑る感覚だけで死にそうになって、息を飲む。
腰が跳ねたときに、恐らくは気遣いで指を離された。するとちょうどそういう本で下着を引っ掛けておくときみたいに、膝のところに脱げかけたストッキングが溜まった。本当に、見るからに他人の手で下ろされたという格好だ。脱ぎ掛けのその光景があんまりにもあんまりなので、沖田は思わず眉を顰めた。

「だめな気がする」
「……あ?」

触れていた指が止まって、土方が沖田を見る。ちかちかとピンクの電灯が目に痛い色を輝かせ続け、沖田はとうとう目が痛くなってきた。瞬きをすると、ぐらぐらした頭の中も手伝って、視界が水に滲んでぼやけはじめる。

「なんか、これ、だめな気がしやす」
「なにが」
「どう見てもだめですぜ、気付かねェの?」
「だから、なにがだよ」
「土方さんはへんでさァ。破くのはドン引きって顔した癖に」
「……おいコラ、総悟」
「……こっちの」

こっちの格好のほうが恥ずかしい。
まぶしさから逃げるために手の甲を瞼に押し当てたら、指の背が熱くなった頬に触れた。火のようだった。どこもかしこもぐずぐずになって、どろどろだ。膝にたまったはしたないストッキングが動きを制限して、もっと恥ずかしくて死にそうになった。
あれあれ、どうしよう。


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「マッサージ店でパンスト履いた沖田で正常位プレイの土沖」というお題でした。

沖田が覚えてくるの→エロ本 土方が昔覚えてきたの→言えない