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伝えたい事

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Zéro



最初の出会いは、雨宿りした家に君が偶然いて、
白鳥を見て、
ララァ
君はかわいそうだと言った。
それから、
美しいものを嫌いなものが居て?
そう言って走り出した。
泥の道をはしっている君は、
落ちてゆく白鳥に似ていると思った。
2度目に会った時、君の傍に・・シャアが居て、
君にとって美しいものが、シャアだと分かった。
3度目の出会いは戦場だった。
君は
ささやくように、
ララァ
うたうように響く音
ララァ
ミライさんは何かに呼ばれている気がすると言っていた。
最後の出会いで、僕達は殺しあった。
そして・・さようなら
「ニュータイプは戦いの道具ではない」
「アムロ・・刻がみえる」
そう言ってくれたよね。
「アムロとはいつでもあそべるから」
微笑んで僕を仲間の元へ帰してくれたのに・・・
いまだに僕は戦いの道具でしかない。
戦いの道具ではないニュータイプとは、どういった存在なのだろう。
ねえ・・ララァ・・・刻が見えると言った君には、人殺しの道具ではないニュータイプが分かるのかな・・・

作品名:伝えたい事 作家名:かえで