主人公惣受け物語~アニポケ・カントー編~
リュウカ「私も是非。あっ、でもママに聞いてから…。」
ミツコ「大丈夫よ。リュウカちゃんのママとは、さっき買い物帰りに会ってこのことを話しておいたから。心配しなくてもいいわ。」
リュウカ「そうですか。それなら、一緒に行きます。」
マサトとリュウカ、ミツコと一緒に水中ショーを見に行くことがあっさり決まった。ミツコはリュウカの母親に話をつけて承諾を得たのだが、実はこの2人は子供のころからの知り合いで気心知れた仲である。
センリ「ミツコ、マサト、リュウカ、本当に済まない。」
ミツコ「別にいいわよ。最近、あなたが忙しいのは熟知しているから。」
マサト「でも、身体には気を付けてね。」
リュウカ「センリさんは、自分のお仕事を頑張ってください。」
センリ「あぁ、みんな恩にきるよ。この埋め合わせは絶対にするからな。」
今回、ミツコと一緒に行けなくなったことを詫びるセンリ。ただミツコは、センリの気持ちを察してか、あまりそのことに関しては咎めなかった。そして翌日、ハナダシティへ向けて出発の時が来る。
ミツコ「2人とも、準備はいいわね。」
マサト「うん。」
リュウカ「もしかしたら、ハルカさんにも偶然会えるかもしれませんね。」
これから観に行く水中ショーに期待を持ちながら、マサトとリュウカはミツコに連れられてトウカシティを出発した。この後到着したハナダシティにて、ハルカが水中ショーのゲストとして呼ばれていることを知って驚くのだが、それはまた後の話。
続く
後書き
閑話休題の話で、こんなに長くなるとは(汗)
作品名:主人公惣受け物語~アニポケ・カントー編~ 作家名:天の河