ローリンガール
昔から何もとりえがなかった。
勉強もスポーツも、至って平凡。
両親もそれ程の凄い学力、知識を持っているわけでもなくただただ平凡な家庭で育った。
友達も普通にいた。
普通に中学校に通って、普通に授業受けて、普通に家に帰り適当に寝るまで時間をつぶす。
そんな毎日が普通だった。
皆青春だとか恋愛だとか。
そういうのに憧れて、大人に向かって背伸びしている。
皆がそうであれば私もそうなる訳で。
けど、いつからだろう。
そんな毎日に息苦しさを感じるようになったのは。
毎日が同じことの繰り返しで、ただの数字の羅列のように、何もない、何も感じない。
ただ並べてあるだけの、数字の羅列。
0があって、ずっと0から動かない。
0+0=0
0はいくら足しても“0”なのだ。
息苦しい。
呼吸しているのか、自分が分からない。
じゃあ私は、自ら息を止めよう。
先が見えないから、何もないから。
自分が何か平行線上の上から少しでもずれれば、何かが起こる。
ただ、そんな気がした。
勉強もスポーツも、至って平凡。
両親もそれ程の凄い学力、知識を持っているわけでもなくただただ平凡な家庭で育った。
友達も普通にいた。
普通に中学校に通って、普通に授業受けて、普通に家に帰り適当に寝るまで時間をつぶす。
そんな毎日が普通だった。
皆青春だとか恋愛だとか。
そういうのに憧れて、大人に向かって背伸びしている。
皆がそうであれば私もそうなる訳で。
けど、いつからだろう。
そんな毎日に息苦しさを感じるようになったのは。
毎日が同じことの繰り返しで、ただの数字の羅列のように、何もない、何も感じない。
ただ並べてあるだけの、数字の羅列。
0があって、ずっと0から動かない。
0+0=0
0はいくら足しても“0”なのだ。
息苦しい。
呼吸しているのか、自分が分からない。
じゃあ私は、自ら息を止めよう。
先が見えないから、何もないから。
自分が何か平行線上の上から少しでもずれれば、何かが起こる。
ただ、そんな気がした。