僕を〇して〇〇松兄さん
~数か月前~
どうしよう… 僕一松はある事で悩んでいた。
それは兄のカラ松の事が好きだということに気づいてしまった事だ。
僕はこの気持ちは言わない告白してもどうせ振られるだけだから
ある日僕は路地裏で猫と戯れていた。
ふと聞き覚えのある声に振り向くとカラ松とトト子ちゃんが歩いているのが見えた。
カラ松は笑顔で何か話していた。
僕は胸のあたりがもやもやした。
僕はネットで調べてみた結果、嫉妬というらしい
でもこんなゴミが恋しても嫉妬しても無意味だよね。
てゆうか何でカラ松の事が好きなんだろう兄弟なのに
消えたいこの世から消えたい
きっと僕が死んだら世界中の人が喜んでくれるんだ。
僕がいなくなったら世界の歯車が正しく動き始めるんだ。
なんて妄想ばっかり実際に死ねないくせに
苦しい痛い辛い死にたい
そうだ!カラ松宛てに手紙を書こう
~数十分後~
出来た!!
後はあの日に置いとくだけ
~数日後~
あのね今日おそ松兄さんがパチンコに勝ったから1万円くれたんだ♪
やったこれで高級猫缶が買える♪
猫ってかわいいよね。僕の唯一の癒しなんだ。
~数日後~
どうしよう昨日の夜話し声が聞こえたからこっそり聞いたら
お「なぁカラ松は一松の事どう思ってんの?」 カ「俺は可愛い弟だと思ってるぜ」
お「そっかそれなら俺が一松の事もらっちゃうよ。いいの?」
カ「別にいいんじゃないか?」
そこから先は覚えてない泣きながら寝たから
でも僕は分かってたんじゃないか?
カラ松が僕の事を兄弟としか思っていないこと
僕の片思いだってこと
てゆうかおそ松兄さんが僕の事好きってことだよね…!?
あの日以来おそ松兄さんは僕にたくさん構ってくれるようになった。
でもカラ松じゃない。
カラ松じゃないんだ!!
僕は外に出て走った。
気づいたらカラ松が逆ナンしにくる橋に来ていた。
僕はどうすればいいのかわからなくて泣いた。
だって訳わかんない
訳わかんないよ
~数日後~
僕はあの日書いた手紙を読み返していた。
よし!今度こそ完成だ!
僕の計画は
① みんながいない時間にこの手紙を置く
② 外(中学校にこっそり入り屋上に行く)
よし!明日決行だ!
~次の日~
よし!今日は作戦決行日だ!
今日はみんな用事(笑)があるからいないんだ!
まずこの手紙を机に置いて中学校の頃の制服を着て出発だ!
~数十分後~
着いた!懐かしいなぁ
とりあえず屋上に行かなくちゃ
はぁはぁ何とかついた!
下を見てみよう。
下は黒くてまるでブラックホールのようだった。
僕はあの中に入れば楽になれると思った。
…さよならカラ松兄さん 皆
飛び降りたとき誰かの声が聞き覚えのある声が聞こえたような気がした。
「…ツ …マツ …一松!!」
!!ここはどこ?カラ松兄さん!!
一「カラ松兄さんここは?僕死んだはずじゃなかったの?」
カ「三日前に家に連絡が来て一松が意識不明だって聞いたから」
一「それってつまり僕あの日から三日間も意識不明だったの!!」
カ「そうだぞ心配したんだからな!よかった生きててくれてありがとう」
一「あのねカラ松兄さんあの手紙読んだの?」
カ「あぁ読んだぞ! 俺も好きだ!!」
一「カラ松兄さんごめんなさい 僕もう死のうとしないよ」
皆「おめでとう!!」
一「!?」
カ「!?皆もっと来るのが遅いと思ってたんだが」
お「だってせっかく来たのに告白ムードだったじゃん」
カ「な!?」
お「とりあえずおめでとう!!」
一「で、でもおそ松兄さんは僕の事好きなんじゃ」
お「あ~あれは嘘 だってカラ松鈍いから」
一「おそ松兄さん」
こうして僕は無事カラ松兄さんと両思いになりました。
めでたしめでたし
僕を〇して〇〇松兄さん終わり
作品名:僕を〇して〇〇松兄さん 作家名:アリス