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~同性愛偏見撲滅連合アメンボ~

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<テレビ番組にて、学校の性教育について討論している作家の視点>

学校では、性教育という実に無益な事をしていると思います。

性教育とは同時に性行為の方法論のヒントを教えてしまうという結果につがりかねないし、性問題に触れる事が

そのものがタブーなんです。

やるだけ無意味と言うか、そういうのは興味のある人が勝手にエロ漫画とかから吸収していきますし、そんな事を

するなら、もっと重要なものを学ぶべきです。


司会「重要というと?」


私は同性愛について先に学ぶべきであると思うのです。

「同性愛というと、レズやゲイ、性同一性障害ですね。最近ではボーイズラブ文化がノーマルの女性の間で流行っていますね」

はい。この問題は、性教育+差別問題について同時に知る事ができる教材なんです。
誰かを好きになるのは自然な事ですが、皆が自然と思う常識はノーマルの世界での常識でしかないのです。
同性愛者にとっては、その常識は押し付けでしかなく・・・ 

たとえば思春期の男なら好きな女の話題をし、女なら男の話題をしたりする。周囲にあるれるノーマルなエロ漫画の存在についても
同性愛者は違和感を感じるでしょう。嫌でも人との違いを認識して自分に疑問を持ち、同姓愛というのを知る


判りやすく、この感覚をノーマルな人で例えると
周囲の人が全員同性愛者で、エロ漫画も全部同性愛者物で埋め尽くされている
ものだと解釈する。親については「同性愛なのに異性の組み合わせのカップルである」
という事と同じ意味なんです。

ね? 同性愛の当事者がいかに異常な境遇に置かれている事が理解できませんか?

自身が異質な者として考えて悩む、葛藤は、嫌でも付きまといます。

そして周囲には相談はできない。
すれば気持ち悪いと思われ大変な事になるでしょう



「ですが、そういうのは早いのでは無いでしょうか? 子供の内に同性愛な存在を知ってどうなるというのです?」



同性愛者のセックスを推奨しろと言っている訳じゃないし、同性愛を気持ち悪く思うなと言っている訳じゃない。
ただ、自分がゲイとかレズとかバイとかノーマルとか質の問題を胸を張って言える様にできる世の中にしようと言っているんだ。

ノーマルが圧倒的多数を占める世界では、そうでない者には否応なしにノーマルの価値観が常識として刷り込まれる。
自分が皆と違う事を認識すれば、誰だって悩むもの。


原因が判ったとして、この違いに気付いた時点で人とそれまで付き合い方が保てなくなる。

なぜなら、ゲイの中での常識では同時にノーマルXノーマルが気持ち悪いとも考えに至る筈である。

そうやって、孤立してしまった一人のみが世界との違いを認識するだけで、バレテシマイ後ろ指差される恐怖のみに耐えるという図式が出来上がる。

少数派に皆が無意識で恐怖を押し付けてるという事実を皆が認識しないと彼らは救われないし、そうする事が真の平等と言える。

他人事と考える事がいかに不平等であるか判りながら、それを黙認するという行為は、ずるいと思いませんか?

平等が正しいとか不平等が間違っているとか善やボランティアしましょうと言ってる訳ではない。

皆が無意識に少数派を追い詰めてる事実がある以上、皆でその責任を取らねばならないとと言っているのです!

「責任といいますと?」

心の中で懺悔する。
そして知り合いや家族、友人、大切な人が居るならば、
「仮に君が同性愛とかでも気にしない」と言う。

少なくとも僕は友達にそう言う。

「もし、僕が同性愛だったらどう思う?」とも聞く。

もし、良い返事が返らないなら、僕のオススメするBL漫画を無理やり読ませる


司会「え?? 漫画?」


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作家として成功してからというもの、こうやって時々、テレビのトーク番組に出ることがある。
人前で話すのは苦手だから、本当はやりたくないのだけど、やらないと不安なのである。
小説書いて成功して有名になったとはいえ、不況のご時勢、一生分稼いだとは言えない立場である。
はっきり言って小説書くだけじゃ食べてはいけないし、安易に仕事を断るなんてできやしない。

本来の私の計画では億万長者になってて働く必要も無く、
自分の顔を世間に公表せず、プライバシーを守りつつ、悠々自適な海外暮らし。

ゆっくあり、家族や妻と過ごすのを計画していたが・・・。。。そのすべてが全く適っていない


は~(ため息



元々私はニートあり、ひきこもりで、対人恐怖症で欝だった。

作家として成功して自信を持てたからいいにせよ。
そこに至るまでの精神的苦痛について、思い出すだけでも吐き気がする。
身にならない苦悩を100年続けた気分であるのに、
その見返りなんて、こんなものなのか・・・

正直、明日余命宣告されて、あっというま死んでしまうじゃないかと思う程不安な毎日である。

最近、売れる小説のネタもでない。

いけない。不安なこと一つ考えたら連鎖反応的に不安が・・・
悪いことを考えては駄目だ。
ストレスは寿命を縮ませる

ほらっ! 
前向きに進め!
スタジオには芸能人も居るし、刺激的なものが沢山あるだろう。それを楽しめ!

ほら、そこに居るじゃないか!。
芸能人のSMAPの稲垣五郎が・・・




って何でーーーーーーーーーー!!!?
超有名人じゃないかーーーーーーーーーー!!!


やべえ、緊張する!

緊張しすぎて
もう駄目。
お先、真っ暗だ・・・
お先 真っ暗


!!!!!!????

真っ暗
真っ暗
真っ暗真っ暗真っ暗
真っ暗真っ暗真っ暗真っ暗真っ暗真っ暗
真っ暗真っ暗真っ暗真っ暗真っ暗真っ暗真っ暗真っ暗



真っ暗真っ暗?


なんで真っ暗?あれ?れーーーーーーー??


気付くと私は、真っ暗で宙に浮いていた。そして何処かに移動してる。
何かに羽交い絞めにされる様に・・・・
ジタバタしても暴れても・・・
うん! どうにもならない。



こうして私は何者かに拉致されてしまった。
稲垣五郎を目撃して直ぐの出来事であった・・・





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拉致された私が運び込まれたのは、3件隣のBスタジオ控え室。
拉致時間は30秒程程だっただろうか。
犯人は私に「叫べばもっとひどい目に合わせる」と脅迫し。目隠しと拘束具をはずした。
そこで私が見たものは・・・





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稲垣吾郎とアメンボ団について、詳しくは語る事はできないのだが、アメンボ団というのは、ある思想の元に結成された組織で
世界に平和を齎すであろう組織である。
組織のメンバーには、あの有名なオスギやピーコも在籍している。
この組織に加入するためには心の清い者が限定らしく、加入方法は、今回の私の様な
【隙を突いて人目に触れない場所で脅す】というやり方では無いらしい。