クソゲー 「atari e.t」
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クソゲー 「atari e.t」
注意:この作品はゲームカタログwikiや動画を参考にして書いてます
1、E.tとは
e.tとは1982年に公開されたsf映画で、公開された当時大学ヒットし、ジュラシックパークに抜かれるまで映画の配給収入の歴代1位だった。
皆さんの中にもこの映画を見た人は居るだろう、e.tとエリオットの友情、所々に挟まれるギャグ、m&mのチョコレートかと思いきや別の会社のチョコ、そして空飛ぶ自転車、と思い出も多いはずだ。さて、このe.tを語る上で必ず外すのはatariで発売されたE.T. The Extra-Terrestrial
と名のつくゲームだ、このゲームクソな点を紹介しよう。
2.このゲームの発売までの経緯
このゲームはパックソと同じでatariが版権を取り、ゲーム化した物だが、契約などで時間を喰った結果1人のプログラマーが6週間で作った物である…………1月とちょっとで面白いゲームが作れるはずが無い、cmを見たが面白そうでは無かった。
3、このゲームのシステム
遂に発売されたatari e.t、このゲームはクリスマス商戦にキラーソフトとして500万本生産され、150万本売れた、が、契約とかで赤字になってしまったのである。そんな悪夢みたいな感じのゲームのシステムを紹介しよう。
・グラフィック
atari2600とは言えe.tが緑色のトカゲに見えるグラフィック、緑と深緑で構成された背景と酷い感じだが、タイトル画面のe.tは非常に良い出来である。
・謎の原作レイプ
e.tが落とし穴に落ちた際、穴を抜け出す為の動作は浮遊だが、何故か首を伸ばして浮遊する。映画で首を伸ばすのと浮遊するシーンは確かに有るのだが、それぞれ別である。また、e.tの体力が尽きると何故かエリオットが融合して復活する………フュージョンじゃねえんだからやめてくれぇ。尚、原作ではe.tの息が止まった時、エリオットが別れの言葉を言うとe.tの息が吹き返すシーンがあるが、それを意識して作ったのだろうか?
・難しいゲームの遊びかた
このゲームは説明書を読まないとまともに出来ないゲームだが、何故その点がダメなのかと言うと、当時のゲームは説明書を必要としないゲームが多い。例えば
「敵を撃て!」
とか
「ジャンプして物体を避けながら上に行け!」
そう言う物ばかりであり、e.tは異色のゲームだったのだ。下知識も無しに幻想世界に旅立つ様なものである。
・ありえないバグ
宇宙線を呼ぶパーツを集めて、仲間の宇宙船を呼び、ゲームクリア!、だが時々宇宙船が来ないバグがあり、その時は誕生日パーティーを開いたけど誰も来ないみたいな悲壮感がプレイヤーを襲うだろう。また酷い時にはゲームデータがぶっ壊れて二度とプレイ出来ないバグもあり、中には最初から起動しないと言う商品未満の物もある。このゲームがクリスマスプレゼントだった子供が居たとして、大喜びでリビングに走り、カセットを差し、本体の電源をつける、しかし画面は真っ暗だ。子供はそれを繰り返していく内に段々涙目になり、最終的には大泣きする、クリスマスの朝っぱらから大泣きされたら、親もたまったものじゃないだろう。
3、このゲームのその後
atariはこのゲームの大量の在庫を抱え込んでしまい、結果ニューメキシコ州の砂漠に埋め立ててしまった。が、2014に発見され、そのうちの一つが「最悪なゲーム」として博物館に収蔵された。また、このゲームによってatariの信頼は地から無に落ちてしまった。これがゲームの氷河期と呼ばれる「アタリショック」を引き起す原因となったのである。
4、このゲームは史上最悪か?
このゲームはアメリカの最もクソなゲームNo.1だが、e.tを評価する人もいる。日本の雑誌では
「移動とアイテム集めでパターンをクリアしていくのはアタリ独特のもので、ストーリー性もあって、おもしろい」
と言う声もある(もう一人のレビュアーは批評してるが)
また、e.tのプログラマーは講演で
「e.tは史上最悪のゲームと思うか?」
と来場者に聞いたところ、当然皆手を挙げた。次に
「なら実際にプレイしたことがある人はいるか?」
と聞くと、今度は誰も手を挙げなかった。これを踏まえ
「良くも悪くも実際にプレイをせず風評のみでゲームを判断するのは正しいことではない」
と発言した。確かに売れ残ったとか、氷河期の原因とか、埋められたとか言われれば、ゲームのイメージは下がりまくりだね。
fin
作品名:クソゲー 「atari e.t」 作家名:A00