風起風林 第一集を見て思った事
藺晨が、痛々し〜。
平旌に、林殊を重ねてるんでしょうか、、、。
藺晨的には、梅長蘇なのでしうが。
梅長蘇しか知らなくて、大渝戦で、見た事もないような、戦将「林殊」を知ってのでしょうね、、、。
林殊は男も惚れる漢なのでしょう。
平旌も、林家の血を引いてる訳だから、何処と無く似たオーラがあるんでしょうね。
琅琊閣から、北境に向かう時、平旌はもふもふ外套を羽織って行くので、まぁ、暖かい季節じゃないんだろうなぁ、、と思う訳です。
が、藺晨ったら、寒いのに、川に潜ってなんか取ってこいと、、、。
罰らしいですが、、、。
藺晨は、平旌を鍛えてる??。
もう、平旌に対する愛情にしか見えません、、、(><)。かぁいくてかぁいくて、虐めつつ(失礼)先々楽しみで仕方ない。
林殊もしそうですよね〜〜。こんな感じで、、興味津々、見ちゃいけない所を覗いたり、、。
そして、長林王と皇帝。
最終話で遊んでた、あの二人なんでしょうね。
陛下は長林王の言う事なら、何でも聞いてその通りにしてしまう、と、朝臣の間でも、二人の関係の不自然さが知られているようで、、、。
それも、そうだよなぁ、、、。
表に出せない話ではあるものの、庭生は兄祁王の子供だし、赤焔事案が無ければ、そもそもは庭生が皇帝になっていたかも、、、のわけだし。
そして庭生のパパは、先帝 簘景琰の憧れの祁王。
景琰陛下の態度も、養子とした庭生と、実子の扱いに不自然さがあったり、、、、。養子にしても、やはりそこは、将来、次期皇帝と王族の一人という立場でしかないので、庭生は1つ格を下げて扱うべきだったのでしょう。
しかし、景琰陛下、養子庭生に、必要以上に、気を使っていたり、、、。
実子であるという、確かな立場があるのに、実子に事情は話さなくても、養子の庭生の扱いが、実子の自分とは違ってしまっているのは、無垢な子供は察してしまいますよね、、。
何かあったら、「まず長林王に相談しろ」とか、言われていたのかも、、、。
事実、頼りの兄貴だったのでしょうが。(@_@)ウルウル
(ここから妄想)臣下目線です。
何かっちゃー、長林王に相談する新陛下が頼りなげで、、、。
何でも長林王の言うことは聞いちゃうし、、、、。
新陛下には、長林王は正義なわけですよ。無私の長林王は、俯瞰で物事を見れる訳です。
先々を見通し、だから公平。
そこが朝臣は面白くない、、、自由に政出来ないので、、。国庫を貪れない。
まあ、そんな心がなくても、正論を言う奴が、嫌いなんですよ。偉い地位の人間なんか、特に。
水清くして魚住まず、なのだしようか、、、、。
そして長林王を排斥しようとする陰謀が、、、、。
なんてね(笑)。
北境に駆けつけた、長林軍の騎馬隊は痺れました♡♡。
衛星劇場で、いよいよ明日からですね。
視聴可能な皆さん、楽しんでくださいね。
始まってますねーー、裏山ーー。私は、見れない(p_q*)シクシク
とっ散らかってすみません。
蝉について、一言。
林殊は、学問の師、黎崇先生より頂いた、玉の蝉を持っていました。
利、求めず、無欲にして、
独り詩歌を吟じる
その声高らかで力強く
不屈の士の心なり
と言う、漢詩が由来の玉の蝉です。
この玉の蝉、実は死者の口に入れるものなのだそうで、まあ「縁起でもない物」なのかも知れません。
何故、そんな縁起でもない物を弟子に渡していたか、、。
黎崇先生は、儒学者。人に説いてナンボの商売です。
そして今で言う、評論家的な所もあったように思います。
で、黎崇先生は恐らく、相手が陛下だろうが、朝臣の皆さんだろうが、間違った事には、苦言を呈していたのではなかろうかと、、。
で、蝉ですよ。
「死んだら、口に入れる蝉は、もうここにある。間違ってる事は間違ってる。ナンボでも言うたるわい!!」
、、、、的な。
つまりは、「死ぬ覚悟で物事を正しなさいよ」自分の言葉に、責任と覚悟を持ちなさい、という、弟子への教えなのではないかと、、、思っています。
で、「正して殺されたら、お前さんのお口に入れる蝉はコレだよ」。
勿論、誰彼、構わず渡してはおらず、命を賭してでも、正しい事を説ける人物にしか渡さなかった訳ですよ。
その黎崇先生の一番弟子が、林殊、だったのですね。
その黎崇先生は、祁王の無実を説いて、夏江と謝玉に葬られてしまったのでした、、、、。
まさに筋の通った生き様です。
今回はオープニングが蝉なんですよね、、、、。
つうことは、、、、、蝉を心に持った訴えの応酬なのでしょうか、、。
既に長林王に対し、間違った態度をしている!、そう思っている朝臣がチラホラ、、、、、。
色々と、錯綜しそうです。
で、今回も脚本は海宴先生。
凄いなぁ、、、、。
インディーズから、瞬く間に、作品がドラマ化。
そして、脚本までこの方が、書いていることに驚きました。
でもなんか、、、、分かる。
そして、最善の方法だったのではないかと思っています。
それだけ、海宴先生は、琅琊榜は愛情があり、主張があるのだと思います。
本編では、原作と若干設定の変更があったそうですが、テレビドラマ化だと、原作通りには絶対にいきません。
ましてや、他の脚本家の手にかかってしまうと、どんなに力のある作家先生でも、原作の想いと雰囲気がどうしても変わってしまいます。
当初、原作リスペクトのファンの方からは、不評だったそうですが、他の作家先生の脚本だったら、きっと、もっと散々だったのではないかと、、、。(良い原作には必ず、主張の強いファンがおります。)
(あっ、、いや、、、主張が強いのが悪いと言っている訳では決して無いので。それだけファンも、作品や作家先生に対する愛情と、尊敬があるのだと思うのですよ。琅琊榜は、原作を読んでいる訳では無いのですか、きっと私も、読めていたら、そんなファンに成長していたのではないかと。私は大概、原作から先に読んでいると、映像作品にはガッカリするので。映像から原作の順だと、別物として、不思議と受け入れられるのですよ。)
不評を覚悟で、自分で脚本を書いたのは、作品に対する自信、ではなく、琅琊榜という作品に対する、海宴先生の愛情だったのではないでしょうか。
誰かに侵されてしまうならば、自分でENDする、そんな覚悟を感じます。
原作はそもそも、梅長蘇の靖王殿下に対する、愛の物語だそうなので。ドラマでもそうですけど。二人の信頼関係の上に成り立つ物語な訳で。
ドラマは世間一般を納得させる、良い作品でした。なんたって、エミー賞受賞!。でもあれ以上、コアなファンには応えられなかったですが、、難しいですよね、、。
その代わり、コアなファンは、独自の想いを絵や字を駆使し、とんでもない表現するという、遊びをし出す訳です。(爆)
風起長林、どんな海宴先生の想いが詰まっているのか、、、BS放送を楽しみにしています。
(↑こんな事を言ってますが、正直、散々遊んでるだけに、風起長林を見て、今まで妄想した物が、ガラリと崩れてしまうのではないかと、ビビっていたのは、何を隠そうこの私、、(爆))
作品名:風起風林 第一集を見て思った事 作家名:古槍ノ標