本丸プロレスリング(HMPW)
本丸プロレスリング
さぁ始まりました本丸プロレスリングの中継のお時間です。ってなんで中継生放送なんてやってるんですか!?こんのすけは許可した覚えがないですよ!!
「担当氏が現在進行形で新規ハイだから?」
審神者様が担当をプロレス沼に引き摺り落としたからですか…
「そういうこと。」
…もう始まったものは仕方ないので責務を全うしましょう…実況はこんのすけがお届け致します。解説はコミッショナーで弊本丸の審神者様にお願い致します。
「こんのすけさん、今日はよろしくお願いします。」
今日は中継第一回目ということでプロレスの事をあまり知らない人も見ているでしょうからわかりやすい解説してくださいね。
「オッケー。うちの子達の憧れのレスラーとか必殺技の話と簡単にルールだね。」
お願いします。まずはリング上にはGMの陸奥守様が登場です。
「むっちゃんはねー、私と仲良くなりすぎて一番にプロレスにはまった男だから。今日もいいカードを組んでくれているでしょう。」
「今日のぷろれすは中継がはいっとるらしい。他本丸の審神者に恥じない試合をしてもらいたいので試合形式もレスラーも厳選しちょる。ここで戦える事を光栄に思うて試合しちょくれ!」
陸奥守様のポジションはゼネラルマネージャーと言って試合の対戦カードや選手のケアなど主に執り行っています。
審神者様がコミッショナー、つまり最高責任者ですが陸奥守様はそれをサポートする右腕といったような所ですかね?
「そうですね。大切な相棒です。しかも今日はむっちゃん気合い入っててですね、昨夜もずっと対戦カード調整してましたよ。ほんと働き者…」
それは対戦カードが楽しみですね。
それでは第1試合からどうぞ。
「はーい、リングアナウンサーの加州清光でーす。本日の第1試合さっそくはじめるよ。第1試合、30分1本勝負を行います。」
さぁ、いよいよ試合が始まります。
おっとこの曲は…!?
「むっちゃん本気できましたね…第1試合から一期さんですよ。」
「青コーナー、177センチ、165ポンド。いちご〜〜〜ひとふりぃ〜〜〜」
ここで粟田口の短刀のみなさんから紙テープが投げ入れられます。一期様の髪色と同じ水色と粟田口派の装束といえばの紺色でリングが彩られます。
「紙テープはやっぱり綺麗ですね。素敵ですよ。」
「赤コーナー、186センチ、154ポンド。いずみのかみ〜かねさだ〜〜」
和泉守様はサポート役の堀川様を連れての入場です。
「むっちゃん気合い入りすぎて初手から名試合の予感なんですね…こんちゃん、私ちょっとこのあと不安になってきちゃった…」
大丈夫ですよ、ここの本丸全員名試合製造機じゃないですか。
「まぁ、名試合見せてきてるからね。プロレスの脳育ててますよ。」
審神者様、悪い顔するのやめてください。
レフェリーは数珠丸様ですね。
さぁ、ゴングが鳴りました。審神者様、今のうちに軽くお二人について聞いておいてもよろしいですか?
「先に簡単なルール説明してよ。」
はっ!そうでした。いつものノリで…
今行われている試合は1対1のいわゆるシングルマッチというものですね。
30分1本勝負なので制限時間30分、その間に相手の両肩をマットに3カウントつけているか、関節技で相手をギブアップに追い込めば勝利です。
時間内に終わらなければ引き分けとなります。
そして今回は普通のルールですので凶器等の使用は反則となっております。
「今のこんちゃんの説明の間の腕の取り合いは非常に良かったですね。2人ともしっかりした試合作りに定評があるし、いち兄が堀川くんも警戒しているのが非常にいいですね。」
では、審神者様、改めてお二人についてお聞きしますが早い段階でプロレスにはまったのが一期様でしたね?
「そうですね、私が粟田口のみんなの前で『ジェリコと一期って語感似てるし決め技が似合うよね』って言ってしまったのが原因でした。」
ジェリコ…あの日本にも来てくれる大スター、クリス・ジェリコですね。
「えぇそうです。それで粟田口の大部屋でジェリコの試合見るようになっていち兄もはまり、鶴丸に技をかけるようになるまではあっという間でした。クリス・イチゴの完成です。いち兄のウォールズオブ一期が出ることを期待しましょう。」
おっとここで一期様の逆水平チョップが和泉守様に打ち込まれる!
しかし耐えた和泉守様、お返しにアッパーカットだ!
これは逆水平対アッパーカットの応報だ!!
「兼さん白いから胸元が赤くなってきてますね。堀川くんも心配そうです。」
あーっと!ここで和泉守様が倒れた!
すかさずフォール!
ワン、ツー、…ツーで返しました!
さて、審神者様、和泉守様の方はいかがでしょうか?
「まぁむっちゃんが先にハマって、当時妙にむっちゃんをライバル視してた兼さんも何故か負けたくないってプロレス見始めて。最初は棚橋かっこいいとか言ってたのにWWE見せたらミズにハマったみたいで…」
顔芸と細やかなプロレス、そしてどこか憎めないヒールキャラに定評のあるレスラーですね。
「そうですね、勝利に手段を選ばない点やイケメンなところもポイント高かったみたいです。本家のミズは嫁のマリースをセコンドにつけてマリースを使って相手の撹乱とかをすることがあるので相棒の堀川くんがマリース役をやっていますね。」
堀川様はたしかにセコンドでの妨害や撹乱とても上手いですからね。
おっと、そんな話をしていればロープで弾みを付けようとした一期様の足を掴み勢いを削ぐ堀川様です。和泉守様に攻撃のチャンスを与え…ビックブートだ!!これは効きます!
一期様もふらついているようです。
「いい音させましたね。兼さんはここからスピードでもってきたいですね。」
勢いも大切ですからね…ここでフォール!ワン、ツー、ツーで返した!しかしダメージの大きい一期様。
「このポジションは…兼さんの見せ場です。」
立ち上がれず膝立ちのままの一期様、その様子を見た和泉守様が悪い笑顔を浮かべてみます。
このモーションは…?
イエスキックをするつもりだー!!!
粟田口派が客席でノーをする中他の見ている男士様はイエスモーションで煽る!!
「そもそもイエスキックはブライアンの技なんだけどね…まぁ楽しいからいいか…」
会場は和泉守様のキックが決まる度にイエスコール!完全に流れを掴んでいる!
最後は溜めて………なんと!!一期様ここで和泉守様のキックを止めた!
和泉守様の足を持ち立ち上がる!
「兼さんの命乞いアピールいいですね。」
片足を取られたまま両手でやめてくれアピールをする和泉守様。堀川様も頭を抱えています。
しかし容赦ない一期様。笑顔で脇腹へ蹴りを入れます。倒れたところでこのモーションは!!
「きますよ!いち兄の関節技!」
足を持った一期様、和泉守様をひっくり返す!
和泉守様は抵抗するが…返された!ウォールズオブ一期だぁぁ!!!
「決まりましたね、粟田口派盛り上がってます。リング中央なのでこれは逃げるのが大変です。」
さぁ始まりました本丸プロレスリングの中継のお時間です。ってなんで中継生放送なんてやってるんですか!?こんのすけは許可した覚えがないですよ!!
「担当氏が現在進行形で新規ハイだから?」
審神者様が担当をプロレス沼に引き摺り落としたからですか…
「そういうこと。」
…もう始まったものは仕方ないので責務を全うしましょう…実況はこんのすけがお届け致します。解説はコミッショナーで弊本丸の審神者様にお願い致します。
「こんのすけさん、今日はよろしくお願いします。」
今日は中継第一回目ということでプロレスの事をあまり知らない人も見ているでしょうからわかりやすい解説してくださいね。
「オッケー。うちの子達の憧れのレスラーとか必殺技の話と簡単にルールだね。」
お願いします。まずはリング上にはGMの陸奥守様が登場です。
「むっちゃんはねー、私と仲良くなりすぎて一番にプロレスにはまった男だから。今日もいいカードを組んでくれているでしょう。」
「今日のぷろれすは中継がはいっとるらしい。他本丸の審神者に恥じない試合をしてもらいたいので試合形式もレスラーも厳選しちょる。ここで戦える事を光栄に思うて試合しちょくれ!」
陸奥守様のポジションはゼネラルマネージャーと言って試合の対戦カードや選手のケアなど主に執り行っています。
審神者様がコミッショナー、つまり最高責任者ですが陸奥守様はそれをサポートする右腕といったような所ですかね?
「そうですね。大切な相棒です。しかも今日はむっちゃん気合い入っててですね、昨夜もずっと対戦カード調整してましたよ。ほんと働き者…」
それは対戦カードが楽しみですね。
それでは第1試合からどうぞ。
「はーい、リングアナウンサーの加州清光でーす。本日の第1試合さっそくはじめるよ。第1試合、30分1本勝負を行います。」
さぁ、いよいよ試合が始まります。
おっとこの曲は…!?
「むっちゃん本気できましたね…第1試合から一期さんですよ。」
「青コーナー、177センチ、165ポンド。いちご〜〜〜ひとふりぃ〜〜〜」
ここで粟田口の短刀のみなさんから紙テープが投げ入れられます。一期様の髪色と同じ水色と粟田口派の装束といえばの紺色でリングが彩られます。
「紙テープはやっぱり綺麗ですね。素敵ですよ。」
「赤コーナー、186センチ、154ポンド。いずみのかみ〜かねさだ〜〜」
和泉守様はサポート役の堀川様を連れての入場です。
「むっちゃん気合い入りすぎて初手から名試合の予感なんですね…こんちゃん、私ちょっとこのあと不安になってきちゃった…」
大丈夫ですよ、ここの本丸全員名試合製造機じゃないですか。
「まぁ、名試合見せてきてるからね。プロレスの脳育ててますよ。」
審神者様、悪い顔するのやめてください。
レフェリーは数珠丸様ですね。
さぁ、ゴングが鳴りました。審神者様、今のうちに軽くお二人について聞いておいてもよろしいですか?
「先に簡単なルール説明してよ。」
はっ!そうでした。いつものノリで…
今行われている試合は1対1のいわゆるシングルマッチというものですね。
30分1本勝負なので制限時間30分、その間に相手の両肩をマットに3カウントつけているか、関節技で相手をギブアップに追い込めば勝利です。
時間内に終わらなければ引き分けとなります。
そして今回は普通のルールですので凶器等の使用は反則となっております。
「今のこんちゃんの説明の間の腕の取り合いは非常に良かったですね。2人ともしっかりした試合作りに定評があるし、いち兄が堀川くんも警戒しているのが非常にいいですね。」
では、審神者様、改めてお二人についてお聞きしますが早い段階でプロレスにはまったのが一期様でしたね?
「そうですね、私が粟田口のみんなの前で『ジェリコと一期って語感似てるし決め技が似合うよね』って言ってしまったのが原因でした。」
ジェリコ…あの日本にも来てくれる大スター、クリス・ジェリコですね。
「えぇそうです。それで粟田口の大部屋でジェリコの試合見るようになっていち兄もはまり、鶴丸に技をかけるようになるまではあっという間でした。クリス・イチゴの完成です。いち兄のウォールズオブ一期が出ることを期待しましょう。」
おっとここで一期様の逆水平チョップが和泉守様に打ち込まれる!
しかし耐えた和泉守様、お返しにアッパーカットだ!
これは逆水平対アッパーカットの応報だ!!
「兼さん白いから胸元が赤くなってきてますね。堀川くんも心配そうです。」
あーっと!ここで和泉守様が倒れた!
すかさずフォール!
ワン、ツー、…ツーで返しました!
さて、審神者様、和泉守様の方はいかがでしょうか?
「まぁむっちゃんが先にハマって、当時妙にむっちゃんをライバル視してた兼さんも何故か負けたくないってプロレス見始めて。最初は棚橋かっこいいとか言ってたのにWWE見せたらミズにハマったみたいで…」
顔芸と細やかなプロレス、そしてどこか憎めないヒールキャラに定評のあるレスラーですね。
「そうですね、勝利に手段を選ばない点やイケメンなところもポイント高かったみたいです。本家のミズは嫁のマリースをセコンドにつけてマリースを使って相手の撹乱とかをすることがあるので相棒の堀川くんがマリース役をやっていますね。」
堀川様はたしかにセコンドでの妨害や撹乱とても上手いですからね。
おっと、そんな話をしていればロープで弾みを付けようとした一期様の足を掴み勢いを削ぐ堀川様です。和泉守様に攻撃のチャンスを与え…ビックブートだ!!これは効きます!
一期様もふらついているようです。
「いい音させましたね。兼さんはここからスピードでもってきたいですね。」
勢いも大切ですからね…ここでフォール!ワン、ツー、ツーで返した!しかしダメージの大きい一期様。
「このポジションは…兼さんの見せ場です。」
立ち上がれず膝立ちのままの一期様、その様子を見た和泉守様が悪い笑顔を浮かべてみます。
このモーションは…?
イエスキックをするつもりだー!!!
粟田口派が客席でノーをする中他の見ている男士様はイエスモーションで煽る!!
「そもそもイエスキックはブライアンの技なんだけどね…まぁ楽しいからいいか…」
会場は和泉守様のキックが決まる度にイエスコール!完全に流れを掴んでいる!
最後は溜めて………なんと!!一期様ここで和泉守様のキックを止めた!
和泉守様の足を持ち立ち上がる!
「兼さんの命乞いアピールいいですね。」
片足を取られたまま両手でやめてくれアピールをする和泉守様。堀川様も頭を抱えています。
しかし容赦ない一期様。笑顔で脇腹へ蹴りを入れます。倒れたところでこのモーションは!!
「きますよ!いち兄の関節技!」
足を持った一期様、和泉守様をひっくり返す!
和泉守様は抵抗するが…返された!ウォールズオブ一期だぁぁ!!!
「決まりましたね、粟田口派盛り上がってます。リング中央なのでこれは逃げるのが大変です。」
作品名:本丸プロレスリング(HMPW) 作家名:ろうか