機動士ガンダムRSD 第六話-2 モビルスーツ解説
この時点では、グフイグナイテッドの性能向上型とGAT-X09Tの案が提出されていたがあくまで本命はドムトルーパーでありグフは繋ぎでしかなかったと言われている。
地球軍は、ザクウォーリアに代わる次期主力MSの開発に着手したがその計画が遅延していたことから繋ぎとしてグフイグナイテッド・カスタムを採用していた。
地球軍では、ドムトルーパーの開発遅延に伴い主力機の大半をグフイグナイテッド・カスタムとする案も出始めた。
それでも地球軍は、開発をあきらめず総力を挙げて開発した機体となった。
その後ドムトルーパーは、グフイグナイテッド・カスタムに圧倒的な大差をつけて次期主力MSとして制式採用された。
数値上の機体性能は、ガイヤス・ギヤ以上と一般量産機としては破格の高性能機でありこの機体が量産されるのがあと1か月早ければメサイア戦役の行く末が変わっていたかも知れないとも称された。
名称 シグレ
型式番号 ORB-09T
製造 モルゲンレーテ社
全高 17.53m
重量 65.3t
装甲材質 発泡金属
動力源 バッテリー
武装
M2M5D 12.5mm自動近接防御火器×6
72式改高エネルギービーム砲×2
66A式空対空ミサイル「ハヤテ」×4
72D5式ビームライフル「ヒャクライ」
73J2式試製双刀型ビームサーベル×2
シールド
空対地ミサイル「ドラッヘASM」
Mk438三連装ヴュルガー空対空ミサイルポッド
機体解説
M1アストレイの後継機として開発されたムラサメの僚機である。
通常のムラサメやアストレイタイプのMSとの連携を考慮した設計になっている。
M1アストレイに装備されていた大気圏内飛行用のシュラークを取り外されているが代わりにジェットストライカーパックのようなオオトリパックを標準装備している。
開発・量産は、ムラサメが優先して行われたため第二次オーブ侵攻時には3機しか完成していなかった。
武装解説
72D5式ビームライフル「ヒャクライ」
ストライクガンダムに装備されている57mm高エネルギービームライフルと同系統のものであるが威力と連射能力に優れる。
フォアグリップの代わりにマウントラッチが設けられておりビームサーベルを銃剣として使用することもできる。
使用しないときは、右腰部にマウントされる。
73J2式試製双刀型ビームサーベル
2本が連結された状態で左腰部にマウントされる。
このまま柄の両側からビームを展開して使用することも2つに分離して使用することも可能である。
柄の形状等日本刀を意識したデザインとなっている。
作品名:機動士ガンダムRSD 第六話-2 モビルスーツ解説 作家名:久世秀一