三之助と芋羊羹
しかし三之助は無自覚な方向音痴だ。
ある日、山田先生は三之助に仕事を任せた。
さつま芋で作った芋羊羹をスィングロックのトップデザイナーのマキナさんの家に届ける仕事だ。
三之助は芋羊羹を持って、マキナさんの家に向かった。
しかし三之助は間違えて、トップハムハット卿の家や、やまびこ村、ドリアカのセイラの実家の喫茶店に向かってしまい、今度は別の方向に向かった。
するといつの間にか偶然マキナさんの家に着いたのだ。
マキナさんは芋羊羹を届けてくれたお礼に、三之助に芋羊羹をごちそうしてくれた。
三之助は笑顔になった。