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悪魔言詞録

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1.妖精 ピクシー



 わーい、やっとこの狭い建物から出られたよ。外の世界もひどいけど、狭苦しい室内よりはまだいいね。
 でもさ、強かったね、さっきのエイ。冷たい魔法をいっぱい使ってくるから、風邪ひいちゃいそうだったよ。え? あたしの電撃魔法のおかげで勝てたって? えへへ、なんか照れちゃうな。

 でも、思えば建物の中でも、いろいろなことがあったね。ウィルオーウィスプに触られたりとか、コダマくんに頭突きされたりとか、カハクちゃんに火傷させられたりとか。

 でも、もうみーんな仲魔になっちゃったもんね。

 そうだ、あのときのこと覚えてる? なんとかパスを取るために、ガキをやっつけたときのこと。あたしさ、最初ガキにいっぱい引っかかれて、すごく痛かったんだよ。だから、回復していいかって聞いたら、あなた、電撃魔法唱えろって言ったんだよね。正直、信じられなかったよ。あたしの命なんかどうでもいいんだって、ちょっと不安になっちゃったよね。
 でもさ、電撃魔法唱えたら見事、ガキの弱点だったんだよね。それで無事、なんとかパスを手に入れられたんだっけ。でもなんで、弱点を知ってたの?

 事前にアナライズってのを使ってた? ふーん、すごいんだね。

 でも、あのときだよね。あなたが、思ったよりも強いんだ〜って分かったのは。

 それからさ、シキガミさんと初めて戦ったときも大変だったね。電撃が全然効かないどころか、全部、はね返されちゃうんだもん。あたし、すぐ瀕死になって迷惑かけちゃった。でさ、もうダメだってところで、あなたがシキガミさんに話しかけて、仲魔にしてくれたんだよね。
危ないところを救ってくれて、ほんと、感謝してる。でさでさ、そのシキガミさんと協力して、さっきのエイをやっつけたんだよ。かつての強敵と協力してさらに強敵に挑むなんて、とっても熱い展開だったよね。こんな冒険できて、あたし、とっても楽しかったし、うれしかった。

 さあ、ヨヨギ公園まであと少し、がんばって行こ。


作品名:悪魔言詞録 作家名:六色塔