倫理的で道徳的とは限らない。
シリア:フール・キャンプにおけるイスラーム国の「最重要指導者」と目されるイラク人が拘束される クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)に近いハーワール・ネット(ANHA)によると、シリア民主軍に所属するテロ撲滅部隊(Yekîneyên Antî Teror、YAT)は4月5日、ハサカ県東北部にあるフール・キャンプ(「アルホール難民キャンプ」とも呼ばれる)で、イスラーム国の「最重要指導者」と目される男性1人を拘束した。フール・キャンプでは3月28日、北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)が、シリア民主軍所属組織とともに、イスラーム国のセル摘発と治安回復を目的とした「人道と治安」作戦を開始し、4月2日までにセル責任者、キャンプ内での殺人事件の首謀者ら20人を含む容疑者125人を拘束し、作戦の第1段階を完了していた(「シリアのクルド民族主義組織がイスラーム国メンバーの家族を収容するフール・キャンプで治安回復作戦を開始」を参照)。4月5日に拘束された「最重要指導者」の名は、アフマド・ハーシア(通称アブー・ハーリド)。ハーシア氏は1992年生まれで、イラクのアンバール県出身。YATは「人道と治安」作戦によって拘束した容疑者に対する聴取から得た情報をもとに、キャンプ内の居場所を突き止め、拘束に至った。フール・キャンプは現在、北・東シリア自治局傘下のキャンプ管理局によって管理・運営されており、60,351人(16,404世帯)を収容している。その内訳は、イラク難民30,738人(8,256世帯)、シリア人国内避難民(IDPs)21,058人(5,619世帯)、イスラーム国の外国人メンバーの家族(女性、子供)8,555人(2,529世帯)。
幹部たちは料理を堪能するにとどまらず、韓国のK-POPを流しながら歌い踊り、大宴会を繰り広げた。そして「南朝鮮(韓国)の人たちのように、国内外の名勝地を訪れられたら、どれほど理想的だろうか」などと、韓国社会に対する憧れを隠すことなく語り合った。いくら権力に禁じられても、人間はいったん魅惑されたものを、容易に忘れることはできないのだ。秘密裏に開かれた韓流パーティだったが、運悪く用事で党書記の家を訪れた協同農場の技術指導員に見られてしまった。彼はすぐさま保衛部に通報し、平壌から派遣されていた反社会主義・非社会主義連合指揮部にも報告され、パーティ参加者全員が逮捕された。
作品名:倫理的で道徳的とは限らない。 作家名:MultipleWoun