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赤司「知人から扇子を頂いたんだが、女物でね。
　　　良かったら玲央が使ってくれないか」
実渕「あら、いいの？　高そうな扇子だけど」
赤「僕が女物を持っていても仕方ないからね。
　　それに、扇は昔から縁起物で、相手の幸せを思って
　　贈られていたと聞く。平安時代には
　　身分の高い貴族が低い位の者に贈っていたそうだ。
　　それなら、僕は玲央に贈りたいと思ってね」
実「まあ♡　ありがと、征ちゃん♡」
葉山「え？　これ喜ぶとこ？」
根武谷「つうか、女物でいいのかよ……」