round ZERO〜return of BRAID~
???「おやっさんご馳走様」
おやっさん「あいよ〜」
おやっさん「どうだい進?新しい仕事は?」
進「pmcの話?」
pmcとは、民間軍事会社の事である。
戦闘や訓練、護衛などを正規軍の代わりに引き受ける企業のことを指す
おやっさん「そうそう!仕事サボってないよな〜?」
進「いくら俺でも仕事ぐらいはちゃんとやるよ…」
おやっさん「まぁ、前の仕事が辛すぎたからな。」
進「\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\"ZERO\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\"のこと?」
ZERO…かつて存在した秘密組織
たびたび現れる未確認生命体の対策部隊として設立された特殊部隊、俺もかつてその一員だったが、同僚の高橋が裏切り、ZEROの関係者はほぼ抹殺された。そして俺はおそらくその最後の生き残り…
おやっさん「そうそう!それ!」
テレビの音「トレセン学園に留学中の殿下は昨日メジロ家主催のパーティーに…」
プツン!
おやっさんがテレビの電源を切った…
おやっさん「平和な世の中になったな進」
進「ああ…そうだな、」
進「おやっさん俺もういくよ」
進「みんなを待たせちゃ悪いし」
おやっさん「おう!頑張ってこい!」
進「それじゃあ、おやっさん!また会う日まで!」
そう言って俺は所属している会社の本社へ向かった。
民間軍事会社EAGLE…
pmc内で最も腕が立つ強者が集まる企業で
俺も1年前に入社して今では、社長の右腕として仕事をしている
社長「新しい任務だ!今回はアイルランドの殿下がトレセン学園に留学中だ!俺たちの任務はその殿下の護衛だ!殿下に近づく者がいればすぐに始末しろ!いいな!」
EAGLE戦闘員「了解!」
彼はEAGLEの社長、おやっさんとは古い仲で無職になった俺を引き取ってくれた。
正直に言うとこの人には感謝してもしきれない働く場を与えてくれただけでもありがたいのに実力を認めてもらい右腕として働かせてくれたり、少し厳しいがとてもいい人だ
社長「進、少しいいか?」
進「はい、社長なんでしょうか?」
社長「機密会議室へ来てくれないか?」
進「わかりました。」
機密会議室は俺と社長がよっぽど重要なことを会議する時以外使わないとても重要な場所だ。
ここには俺と社長以外誰も入ることは許されない…
エレベーターに乗り暗証番号を入力し、
機密会議室へと向かった
チーン
エレベーターが機密会議室に着いた
AI「そこの侵入者、侵入コードを言え」
進「No.3455」
AI「侵入を許可する」
社長「よく来たな進」
社長「早速だが進、君には少し特殊な任務を与える。」
進「その内容は?」
後日…
一般人A「おい見ろよ、すごい警備だぜ…」
一般人B「ああ、しかも噂によると元ZEROの社員もいるらしいな…」
一般人C「マジかよ…ZEROってあの対未確認生命体部隊だよな…どんだけ警備が厳重なんだ…」
周囲は厳重すぎる警備にざわめいていた
一方俺はというと…
いつものように私服で過ごしていた、
なぜかってそれはあの時…
進「俺は何事もないように過ごせと?」
社長「そうだ、万が一殿下に何かあった時こちらで対処できなかったら連絡する。」
進「つまり俺は\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\"切り札\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\"ということですか…」
社長「そうだ、君に隠された\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\"秘密\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\"は国家機密級の品物だ。」
社長「そう簡単に民間人に見せる訳にはいかんのだよ」
進「わかりました。」
と、いう事があったが…
暇すぎる!
全く!そこら中の店は閉店しているし!公園も人が多すぎてゆっくりできないし…
進「おやっさんのところに行くか〜」
???「あのーすみません、少しよろしいでしょか?」
進「?」
どこか上品なウマ娘「あの〜ここのラーメン屋ってどこにあるんですか?」
彼女が地図で指を指している場所をよく見てみると…おやっさんのラーメン屋だった
進「ああ…ここね、ちょうど僕も行こうとしていたんだ、一緒に行くかい?」
どこか上品なウマ娘「本当ですか!お願いします!」
進(おやっさんのラーメン屋って知る人ぞ知るラーメン屋だぞ…携帯のマップにも載ってないのに、どこでおやっさんの店の情報を手に入れたんだ…)
進(まぁ、暇じゃなくなるし、別にいいか)
こうして彼女とおやっさんのところに行くことになった…
作品名:round ZERO〜return of BRAID~ 作家名:アッキー