ゲマズの日常(2)「グループとマリ○カート」
話を戻すと、今はリアルでも遊ぶ人とネットで繋がっている人の2極化して絡んでいるといった関係だ。今日来たメンバーは前者の中でも4年前つまり、ほぼ制作当初からいるメンバーである。というか、特に“うるさい奴ら”とも言える。
どうしても待てなくなったりりむが話しかけてきた。
り「ねぇーー!早くしよーーーー!!」
ハッと我にかえり、目の前で飛び跳ねているりりむを目にし、今日も勝つと決心した。
く「やるか〜〜。負けても泣くなよー」
ーーーさあ、始めよう。
いつものようにキャラクターを選択してくださいという画面が映り、俺は迷わずドンキー○ングを選択。りりむはヨッ○ーを選択したようだ。次にマップの選択だ。
り「くずは、手かげんなしでいいよ!今日りりむサイキョウだから。」
く「おまえ、すげー余裕綽々やんw本当に大丈夫かなぁ??」
叶「いいから2人とも。ほら、もう時間ないよ。」
え?っと俺らがゲーム画面を見たときには残り10秒と書かれていた。そうこうし、あたふたしている間にマップは、キノコカップのピー○キャッスルとなってしまった。
前にりりむ。その後ろに俺といったスタート位置でゲームは始まった。
作品名:ゲマズの日常(2)「グループとマリ○カート」 作家名:yu-