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②五条悟が苦悩しながらも青春を謳歌し大団円を迎える話:黎明後

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●14

 せいらだよ。いまねー。みんなで大きなお風呂に入りにきました。みんなっていってもおんなのこだけだよー。すぐるが呪霊操術で呼び出したかくれんぼが得意なみるみるもついてきてるけど、みんなにはナイショって言われてます。
「おゆがぴりぴりするよー」
「妾もじゃー」
「二人とも! まずは水をかけてよく冷やして」
 そよかにお水のシャワーをかけてもらって、
「「あー」」
 りこちゃんとやっとひと息。
「もっと強い日焼け止めの方が良かったでしょうか」
 くろいさんが心配そうにしている。
「何回か塗り直しても良かったかもしれないですね」
 おふろに入るのも一苦労。なんとか肩まで浸かった。
「ところでお主らー」
 たくらみ顔のりこちゃんが近付いてくる。
「なーに?」
 そよかをちらりと見るけど素知らぬ顔だ。
「どっちも付き合っとるのか? いや、どっちかか? 苦しゅうない! 妾に恋バナをしてみせよ!!」
「ふぇっ!?」
「……」
「妾にはお見通しじゃ! 悟はそよかにぞっこんラブなんじゃろ!?」
 どこか遠くでドゴンと大きな音がした。
「傑はなんだかんだでせいらを気にしているように見える。男どもの片思いなのかどうなのか、さぁさぁ!!」
 りこちゃんは鼻息荒く近付いてくる。
「付き合うっていうのは男女交際という意味でしょう?」
 そよかはちらりとわたしを見た。
「そういうことなら付き合ってはいないわ。私たちは高専の同級生、それだけよ」
「なるほどな。あやつらはあぁ見えて惚れた女に告白する勇気もないチェリーボーイか、告白することで今の関係を壊したくない硝子のハート純文学ボーイなのか。あんな攻め顔なのに」
 なるほどなるほどと、りこちゃんは一人でにやにやしている。再びどこか遠くでバゴン、ドゴンと音がしていた。
「男湯の方が騒がしいですね」
 くろいさんが心配そうに視線を向けている。
「わかったぞ。ではお主らの気持ちはどうなのじゃ?」
「みんな大好きだよー。ねー」
 そよかに声をかけ、
「違う違う! お主らが仲良しなのはもう見ていてしっかりわかるのじゃ! ラブい関係を期待しているに決まっておろう!」
「「……」」
 おろおろとそよかを見た。そよかはため息をつく、
「ラブ……恋愛の観点でいうと、せいらも私もよく分からないの。
 ──でも、もし明日世界が終わるなら私は悟と一緒にいたいわ。せいらは?」
「わたしはすぐると一緒にいる!」
「今はこの答えで満足してもらえない?」
「そ、そうか。なにやらすまんかったな」
「私達にそれだけ興味を持ってもらえたのは嬉しいことよ」
 そよかが微笑んでそう言ったから、申し訳なさそうな顔をしていたりこちゃんの表情もパァっとあかるくなって良かった。