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SSやオフ再録

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名無:華奢はマジ美味しいけどね(ブログネタより坊ルク)



ブログサイトネタ:豚肉、鳥肉、牛肉、どれが好き? より

「は?」
「んー?だからね、お肉。どれが好き?」
「・・・いらない。」

いきなり何を言い出すんだ、この英雄。
相変わらず意味のわからん・・・といった風に冷めた目でルックは目の前の英雄を見た。

「えー?だめだって、ルック。そんなだからそんなにいつまでたっても華奢なままなんだよ。あ、でもそれはそれで美味しいけどね?」
「・・・帰ってくれる?」

えーとふくれっつらをしても可愛くないから。
人の部屋に勝手に入ってきて、ほんと鬱陶しい。

「今、本、読んでるから。出てって。」
「ほんっとルックってツンデレのツンパねぇよな。まあそれがなかなかクるんだけどさー。」
「マジ、キモぃ。うざい。ソウルイーターにいっそ飲みこまれて。」

本を読みながらルックはそう言う。

「えーホント冷たいっ。」

英雄はそう言いながらも気にした様子もなくベッドに横になって本を読んでいたルックに抱きついてきた。

「ギャ・・・ちょ、ちょっと離れてっ。」
「えー、ヤダ。」
「そんな風に言っても可愛くないからっ。だいたい何しに来たのさ!?」
「ん?ああ、たいくつだしお腹空いたから、軍主たんにバーベキュー大会を開催しよう!って宣言してきた。」

ルックに抱きついたまま、そうのたまう。

「は!?今、ここは戦争してるって、分かってる!?」
「え、もちろん。だって俺だって協力してんじゃん。たまにはいいでしょ?」
「あんたの場合、なんかしでかすのはたまじゃないだろっ!。」
「そうー?まあ快く許可くれたからさ。でね?ルック、お肉、なにが好きかなぁて思ったの。」
「・・・僕は草食主義だから。」
「だからーだめだって、もっとちゃんと食べて力つけないと!!」
「君に関係ないだろ?僕は魔術師なんだし。」
「あるよっ、おおありっ。華奢なルックは可愛いけど、俺はSの気質はないからっ。いっぱいシたいのにフラフラになっちゃうルックがいつも不憫で・・・」
「っ!このバカ駄犬英雄がっ!!」

とりあえず切り裂きを喰らわせてやりました。
作品名:SSやオフ再録 作家名:かなみ