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後戻りはもう出来ないんだ

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番外編~臨也~




「大体さ、俺の情報網をすり抜けるなんてどんな方法使ってたのさ。
 というか、黒沼青葉なんて趣味悪いよ君。
 俺の方が経済力だってあるし、ルックスだって・・・。」
ぶつぶつ文句を言う臨也に対して帝人はニコリと笑って
「ウザヤさん、イザいです。あ、間違えた。
 臨也さん、ウザいです。」
そう言った。
臨也が涙目になったのは言うまでもない。

イングランドで妖精の捜索をしていた帝人は
何とか帝人の情報をつかんだ臨也に見つかったのだ。
そして、臨也との冒頭の会話につながる。

「僕が何所で何をしようと僕の勝手じゃないですか。
 何ですか?保護者気取りですか?
 いい迷惑です。僕の自由を縛ろうなんて・・・モゲればいいのに。」
帝人は絶対零度の微笑でそう最後は小声で言った。
「別に縛ろうとかじゃなくて、心配してたの!!
 というかモゲればいって何!?」
臨也はそう声を荒げる。
「え、物理的に、手足や首とか・・・あと男の大事な部分とか。
 再起不能になればいいのに、色々と。
 あぁ、もう再起不能ですね、脳内は。」
「Σ物理的に!?というか、男の大事な[ピーー]は駄目でしょ!?
 再起不能にって酷いよ!
 というか、脳内が再起不能って・・・。
 ・・・・帝人君、精神攻撃レベルが上がったね(泣)」

   ――――臨也は心に100のダメージを負った――――
 
「そうですか?事実を述べただけなんですけどね・・・中二病患者
 30過ぎても21歳って年齢詐欺するのはもう・・哀れみを感じます(笑)」

   ――――帝人は精神攻撃を仕掛けた―-――

「せっかくイングランドまで来たのに・・・(大泣)」

   ――――臨也は心に深い傷を負った――――

   ――――臨也は再起不能に陥った――――

「再起不能になんかなってない!!
 さっきからド〇ク〇風のナレーション入れてるの知ってるんだからね!!
 この糞沼青葉!!」
「何だ、気づいてたんですか。てっきり耳がもう遠くなってるかと。」
青葉と臨也は口喧嘩を始めた。
帝人は呆れた表情をしたあと立ち上がる。
そして、遠くで待っていたブルースクエアの仲間の下へ。
「あれ?青葉はいいっすか?」
「放っておいて、もう行こう。」
「でも・・「行こう(黒)」・・はい」

帝人が消えたのに二人が気が付いたのは2時間後だった・・・。


(先輩がいない!?)
(!?)
((まさかの置き去り・・・。))
(あれ手紙?「青葉君、臨也さんをどうにかしたら頑張って追いかけてきて(笑)」
 っちょ、帝人君。俺をどうにかって何!?)
((笑)って・・・(泣))
((帝人君、俺のこと本当にウザいんだなぁ(泣)))
((帝人先輩、ノミ蟲のこと本当にウザい上にキモイんだなぁ(笑)))


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