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WJネタバレ黒バス感想集

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182Q(赤司様マジ赤司様)



刻々とWJ最新号が出る時が近づいてきてハラハラしています……。
今号、ちゃんと早く書きたかったのにな!
時間の余裕がないので手短に行くかも(私としては残念ながら……)。

前回、緑間にもう二度とボールを触らせない事を宣言した赤司に対し、緑間は自分達のシュートは止められないと言い返す。
しかし、赤司は言う。
「確かにバスケットにおいて高さは重要な要素(ファクター)だ。
一見絶対に止められない。
…だが、教えてやろう。
絶対は僕だ。
僕には未来(さき)がすべて見えている。
それを変えるなどたやすいことだ」

ボールは高尾。
高尾と緑間は視線を交わす。
そんな高尾にダブルチームが付く。
そのすごいプレッシャーに、パスは、ましてや緑間の手元への正確なパスを出すのは無理だと思われる。
けれども。
「…へっ。そんぐらいしてくるなんてわかってたっつーの」
高尾の口元に笑みが浮かぶ。
「これぐらいでテンパってて天才(真ちゃん)の相棒が務まるかよ」
そして、高尾が変わった。
「なめんじゃねーよ!!」
そう怒鳴ると、ダブルチームを抜き去る。
「抜いた!」
観客席で声をあげる氷室。
その隣で紫原は無表情(しかしなんで眼の下に隈……?)。
高尾が進む、その先には緑間がいる。
緑間はすでにモーションに入っている。
高尾がダブルチームを抜くと信じていたからだ。
高尾はモーションに入っている緑間の手元へとパスを出す。
だが。
「言ったはずだ。
絶対は僕だと」
赤司が高尾からのパスが緑間に届くまえにカットした。

赤司様、悪役顔……!

赤司はボールを自分のものにして、そのまま進み、シュートする。
ボールはゴールリングを通り抜けた。

残り3分51秒で、洛山75、秀徳62になる。

ぼうぜんとする秀徳メンバー。
赤司は緑間と高尾に告げる。
「そのシュートには欠点がある。
左利きである真太郎のシュートに合わせるためには、左手側からしかパスを入れられないこと。
そして、ボールを持っていなくても真太郎のシュートモーションはいつも同じであること。
つまり、天帝の眼など使わなくても、パスコースもタイミングも容易にわかると言うことだ。
眼を使ったのは、ほんの一瞬…。
高尾(カレ)がパスを出すよりも一歩早く、かつ、キャンセルできない瞬間に僕が動きだすためにだけだ。
ダブルチームもわざとこちら側に抜かせて、僕との距離を縮めるためにすぎない」

けど…!
それにしても……!
高尾は思う。
オレは赤司の位置は鷹の目(ホークアイ)で認識していたし、速さも前半で十分把握していた。
一歩速く動いたぐらいじゃ届かないはずだったのに……。
…まさか。
前半はわざと速さ(スピード)をゆるめていたのか…!?
真ちゃんもギリギリ気づかない範囲で……!?

同じことを緑間も考えていたらしく、それを赤司に言う。
「まさか…、布石はすでにうたれていたとはな…」
それに赤司は答える。
「想定は超えていたが、想像を超えていたわけではない。
将棋でもバスケでも同じだ。
いつも言っていただろう。
相手に悟られず未来(さき)を見すえて打ってこその布石だ」

クソ…、クソッ…、と高尾は胸の中で吐き捨てる。
すげて…、
ここまですべて…、
赤司の手の上だったってことかよ…!

「ここまですべて〜」のセリフは手のひらを大きく広げている赤司に被っています。
その赤司がものすごい悪人顔。
さすがラスボス(笑)

でも、まあ、あくまでもただの感想なんですが、赤司はラスボスにしては親切すぎますよね。
なぜ自分が緑間高尾コンビのシュートを止めることができたのか、あんな丁寧な解説、別にしなくても良かったはずなのに。
前半にわざと速さをゆるめていたことで、高尾が赤司の速さを誤って認識していた。
それを気づかせる必要性ってなんなのかな、と思います。
謝って把握していたら補正すればいい。
高尾は鷹の目で赤司の位置を認識して、新しい速さで動けばいい。
どれぐらいの速さなのかを精密には把握していなくても、人の動ける速さにそれほど変化はないだろうし、まして同じキセキの世代で中学時代はチームメイトだった緑間がギリギリ気づかない範囲だったんだから。
むしろ赤司は補正して、再度、自分に挑んでほしかったのかな、なんて思ったりします。
とはいえ、あの緑間高尾コンビのシュートは一見完璧だけど穴がある感じがするから、速さ補正しても無理なんじゃないかなーって思います……。

それでも秀徳の応援団はあきらめず、コートに向かって声援を送る。
しかし、それを聞いた実渕が告げる。
「ごめんなさいね、うるさいのは苦手なの。
ちょっと静かにしてもらおうかしら」
その実渕の手にはボールが。
実渕が3Pの構えをすると、それを打たせまいと高尾が実渕の正面で飛ぶ。
「高尾、待て!!」
なにかを予想したらしい宮地が叫んだ。
その直後、実渕が動きを変えた。
フェイクだと高尾は気づいた。
実渕がシュートを放つ。
そのとき、実渕の身体が高尾の身体がぶつかった。
審判の笛の音が鳴る。
ファウルもらいながら3P…、まさか…、と高尾は思う。
ボールはゴールリングへ。
実渕は悩ましげな表情で言う。
「けっこう欲ばりなのよ、こう見えて私って…」
ボールはゴールリングを撃ち抜いた。
3P&バスカンで4点プレイが決まった。

「おおっしゃあ」
根武屋は喜び、雄叫びをあげて、実渕の身体を叩こうとする。
だが、実渕は根武屋の手をヒョイッとかわしてしまう。
「アンタのイタイからイヤっ!」
そんな実渕に今度は葉山が声をかける。
「てかそれ最初からやってよ、レオ姉(ねえ)ー!」
「だからー、いつでもできるってわけじゃないんだってば!」

レ、レレ、レレレ、レオ姉(ねえ)!?
pixiv内だけでの呼び方だと思ってましたが……!?
公式でも、これまでこの呼び方をしたこと(されたこと)ありましたっけ!?
まあ、それはともかくとして、無冠の五将のうちの洛山の三人は仲良しだよなー。

そのあとも、無冠の五将のうちの洛山の三人が活躍する。
そして、ボールは赤司に。
赤司に緑間が付く。
けれども。
「終わりだ、真太郎」
直後、緑間が床に倒れた。
その緑間のまえで、赤司がシュートの構えをする。
緑間は歯を食いしばる。
「赤司いい!!」
そう怒鳴りながら、緑間が立ちあがった。
しかし。
「…改めて敬意を表するよ、真太郎…そして、秀徳高校」
シュート体勢に入っている赤司が言う。
「最後まで誰一人闘志を失わなかった。
…だが」
緑間がシュートをカットしようと手を伸ばす。
その腕とボールを放った赤司の手が交差する。
すでにボールは緑間の頭上高くまで飛んでいた。
「届かない」
そして、試合終了のブザーが館内に響き渡る中、シュートが決まった。
電光掲示板は、残り時間0.0、洛山86、秀徳70、と表示している。
赤司は告げる。
「眠れ、歴戦の王よ」


以下、次号!



って、ええええええええーーーーー!?
赤司様の最後のセリフを読んだ直後、頭の中が真っ白になってフリーズしてしまいました。
眠れ、歴戦の王よ、って……。
いきなりファンタジー……。
作品名:WJネタバレ黒バス感想集 作家名:hujio