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必殺仕事人 in ヴォルケンリッター 第7話

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第7話 総元締め現る


「ちょう出てくるわ」
「こんな時間からどこへ?」
「総元締めの所や、何か大事な話があるらしい」
「総元締めなんて居たのですか?」
「居るよ、まあ存在自体秘密なんやけどな」
 はやては一人で出かけていく、場所は市内のとある居酒屋だった。
 座敷に集まった5人、4人は元締めである。
「提督じゃなかった、総元締め様、護衛も付けずにこの様な場所へ来られるのはいかがな物かと……」
「護衛なら既に店の客として来て居るわよ、ある人の紹介で97番世界から5人ほど雇ったから」
「ある人って……T氏ですか?」
「そうT氏よ、T氏ほどではないにしろ、かなりの戦闘力を誇る護衛だから安心出来るわ」
「まあ、あの人の紹介なら間違いはないでしょう」
 座敷に集まった5人、一人はレティ提督、はやて、サラリーマン風のスーツに眼鏡の男、黒いバリアジャケットにサングラスの男、そして教会の服にヴェールで顔を隠した女、いずれもただ者ではない。(作:誰だか判るかな?)
「今回集まって貰ったのは、今後の方針について伝える為です」
「今後の方針ですか?」
「そう、今管理局内は三つの派閥に分裂しています、その内の評議会派についてです。
彼らは、今は無き最高表議会に近い人間達で、マフィアや海賊達との繋がりが深い者たちです。
本当は血を流すことなく彼らを排除したかったのですが、状況はそうも行かなくなってきました。
最早管理局は彼らを排除しない限り浄化は不可能であると判断しました」
「と言う事はそう言う人間を片っ端から殺す言う事ですか?」
「結果的にはそうなる可能性も捨て切れません。
でも、基本的に犯罪が明るみに出た者を始末して欲しいのです。
局内部の事については、こちらから犯罪者のリストと罪状、依頼料を送金します。
後は皆さん自由に仕事をして頂いて結構です」
「自由に仕事も何も、うちはまだ仕事人が居なくて信用出来る人間を集めている所です」
 と眼鏡の男が答える。
「俺は本局を担当させて貰う、仕事人は今訓練中だ」
 サングラスの男がそう言った。
「私はヴェルカ領内を担当するわ、仕事人も3人ほど目途が立っているし、すぐ使える様になるわ」
 ヴェールの女はそう言った。
「即戦力はうちだけか、まあええよ、ぼちぼちやるから」
 はやてはそう答えた。
「それから評議会派が仕事人排除の動きを見せています、十分に注意して下さい」
 その場はそれで解散となった。