二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」
ひゃくのえ
ひゃくのえ
novelistID. 43952
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

涼宮ハルヒの真実

INDEX|2ページ/8ページ|

次のページ前のページ
 

1章 転校生 1 転校生



 さて、クラスにはすでに全員が着席している。
「今日は転校生がいる。男の子だ」
と岡部が言う。
ほらみろ、谷口。ま、転校生とやらはどんなやつか。

「俺は豊田裕太。好きなものは、和菓子とお茶。あと、SFの本」
 ま、可愛い男の子だけど。
 ハルヒは輝いている目でXを見てるし、ハルキは完全に苦笑い。そんな感じだ。

「あ、豊田くんは…」
と岡部が席を指示しようとすると、
「適当に座りますんで」
とハルヒの隣に座った。
 こいつ、何考えてるんだ?ハルヒの隣に座り、挨拶している。自殺行為だろ。
 それとも、何か考えでもあるのか?
 いや、ただの遊びにしか思ってないのか…。
「あ、君は?」
「俺は「キョンよ」…お、おい」
「キョン、か。よろしく。機関と仲良くね」
「…?」
機関?いや、まさかな。

すると、古泉からメールが送られてきた。
 昼に集合ね、はいはい…。

ー文芸部ー
「…どうぞ」
「みんないるか」
「…」コクン
「お茶、いれますね」
「ドアから離れて」と長門。
 宇宙人モドキで、頼れる存在だ。
「いきなり召集をかけて、すいません」
 こいつは古泉。超能力者だ。
「はい、キョン君」
お茶をいれてくれたのは朝比奈さん。未来人だ。

「転校生のことか?」
「ええ」と古泉。
「この部屋を空間から切り離した」
と長門。
「早速、本題に入りましょう。豊田君のことです」
「だろうな」
「彼のおかげで、閉鎖空間はとんでもなく拡大しています」
「…まぁ、久しぶりの再会だしな」
 俺はそれまでの経過を話した。
 古泉はうなずいて、
「困りました。なぜ、機関の存在をご存じなのか、調べませんと」
「彼は情報統合思念体の存在も把握済み」
「未来でも超がつく要注意人物なんです」
「つまり、そんなとんでもない奴が俺のクラスにやってきたのか」
 やれやれ、をため息をつく。

作品名:涼宮ハルヒの真実 作家名:ひゃくのえ