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ますたーど
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novelistID. 46067
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The world make kaput <1章:2>

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砂漠を跳ねる跳人



エリス:
「ぅあ~熱っついぃ…」

ラウル:
「…砂漠だからな…」
さっきから何回同じ会話を繰り返しているだろうか、
エリスが採取をしたいからとあちこち走り回ったおかげで、出合い頭にドスゲネポスにペイントボールを投げつけたものの見失い、クーラードリンクも底を尽きかけている…

エリス:
「熱いぃぃ…」

ラウル:
「誰のせいだよ…」

エリス:
「あっあそこにオアシスがありますよっ休みましょ!」
言うが早いか走り出すエリス。

ラウル:
「少しだけだぞ…もう時間も無いんだからな」
そう言ってはいるがラウルも相当疲れているようだ。

エリス:
「ぅお~生き返るぅ♪」

ラウル:
「ぁぁ…」

ドスゲネポス:
「グァ~…」
2人と1匹は感嘆の声を上げた…

ラウル:
「… … … …。」

エリス:
「わぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

「グァァ!グァァ!」

偶然にもドスゲネポスもオアシスに水を飲みに来ていたのだ。

エリス:
「おりゃぁ!」
攻撃される前に仕掛けるがあっさり避けられてしまった。

エリス:
「とぉっ!おりゃっ!これで、どぉだ!」
連続で斬りかかるが砂漠の狩人は軽々とその刃を避けていく。

エリス:
「ぅう~…よぉし…」
するとエリスはポーチから何かを取り出した。

エリス:
「これの出番だ!小タル爆弾ES!」

ラウル:
「…ES?」

エリス:
「エリス・スペシャルっス!」

ラウル:
「なんだそりゃ…」

エリス:
「まぁ見てて下さい」
そう言うとエリスはドスゲネポスに向かって小タル爆弾ESを投げた。
コンコン…
それはドスゲネポスの足下に落ちた… ドスゲネポスはそれが何かを確かめようと顔を近付けたその時…
ズゴォッ!…ォォォン…

「グギャッ」
小さい叫び声をあげ、吹き飛んだ後そのまま動かなくなった…
ドスゲネポスが居た辺りには直径5m程のクレーターができていた…