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最終回の感想と、2期嘘予告と、活動日誌2の感想

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感想前編




最終回、見るのが寂しくて、そして恐くもあり、だけど、きっと凛遙来る!と信じて見ました。

すすすすすすすすごかった……!
ここまでとは予想してませんでした。
見ていて、何度も身もだえした!

冒頭は小学生時代の四人。
小学校校庭の桜の樹を四人で見に来ている。
凛ちゃん可愛すぎ! まじ天使!!
そんな凛ちゃんに、親父さんの夢を追いかけるのかとたずねる遙さん。
凛ちゃんは無邪気に、わからないよ今はまだと答える。
その直後、渚がレンガになにか書いてあると声をあげ、真琴が卒業制作で卒業生がそれぞれ好きな言葉を書いたのだと答える。
それでもって、凛が書いたのは「For the Team」仲間のために。

そして、現在。
会場近くにある桜の樹を見ている遙さん。
他の岩鳶高校水泳部員三人に少し離れたところから声をかけられ、今いくと答えてから、遙さんは桜の樹の下の地面に小枝で何かを書き始める。
その姿を少し離れたところから見ていた渚と真琴はその桜の樹が小学生時代に見た校庭の桜の樹に似ていると気づく。

遙さんがなにを書いたのか、なんとなく予想しました……。
早くも凛遙の気配。

会場に入った岩鳶高校水泳部員四人は大きなプールに眼を輝かせていると、江と笹部コーチがやってきて声をかける。
真琴は挨拶を返すが、遙さんは会場内をキョロキョロ。
その様子を見て、真琴は吹き出し、遙さんに言う。
「凛はまだ来てないみたいだね。もうすぐ来るよ、きっと」
それに対し、「ああ」と返事をして遙さんは嬉しそうな表情をする。

さっそく遙さんが凛ちゃんを捜し始めたよ!
大きなプール見て喜んで、その次にするのは凛ちゃん捜しなのね。
どんだけ凛ちゃんのことが好きなの!?
最終回ということで、最初から飛ばしまくりの遙さん。
これまですれ違いが続いて、ためにためてたもんなぁ……。

一方、凛ちゃんはリレーから外されて、暗く沈んでいる。
似鳥がうちの水泳部ならリレーで全国大会まで勝ち進めますからと励ますが、凛ちゃんはうるせぇと怒鳴って去っていく。

プールサイドで開会式が行われていて、出場選手たちが並んでいる。
遙さんはちらりと横に視線を走らせる。
その先にいるのは暗く沈んでいる凛。

遙さん、遙さん、そんなに凛ちゃんが気になるの……。

ロッカールーム、凛ちゃんはロッカーのドアを閉めようとしたときに、持ってきていた写真が眼に入る。
父親がリレーで優勝したときの仲間との写真。
それを見て、凛ちゃんは苦しそうな表情になり、ドアを閉める。

なんだこの嫌なフラグは……。
見て気持ちが沈みそうなアイテムなら、持ってこないとか、カバンの奥深くに入れておけばいいのに……。
でも、持ってきてしまうのがロマンチスト凛ちゃん。

男子自由形百メートル、予選三組。
いよいよ凛ちゃんの出番となり、それを岩鳶水泳部員たちが見つめる。
しかし。
凛ちゃんはスタートで出遅れる。
驚く真琴の隣で、遙さんは「凛ならターンで取りもどせる」と言う。
だが、凛ちゃんはどんどん遅れていってしまう。
最下位でゴールした凛ちゃんはプールからあがろうとするが、力をなくしたように、うまくあがれない。
その様子を見た遙さんは衝撃を受けたような表情で瞳を揺らし、無言で立ちあがって、駆けていく。
遙さんを追いかける水泳部員三人。

駆けつけずにいられなかったんだね、遙さん……。
あのときの表情、なんかもうすごかったよ。
相手に対する深い同情というか、愛おしさがにじみ出ていたよ。

会場をひとり歩く凛ちゃん。
その落ちこんだ顔は……美人さんでした。
公式ガイドブックで「顔も一番美形を意識しています」と書かれているだけありますね。
似鳥が追いかけてくる。
似鳥は凛ちゃんの袖をつかんで足を止めさせて、今日はたまたま調子が悪かっただけ、先輩の実力は本物です、と励ます。
だが、凛ちゃんは「うるっせぇ!」と怒鳴り、近くの自販機に拳を叩きつける。

その音を聞いた岩鳶高校水泳部員四人は、音の聞こえたほうへ向かう。

似鳥は凛ちゃんの腕をつかみ、落ち着いてください、そんなことをしたら次からもう試合に出られなくなります、と訴える。
しかし、凛ちゃんは似鳥の手を振りはらい、関係ねぇ、もうどうなったってかまわねぇ、しょせん俺はこの程度なんだよ、だからリレーもはずされた、もういい、やめだ、水泳なんてやめてやるよ、と怒鳴り、近くのゴミ箱を蹴飛ばして、去っていく。

その様子を少し離れたところで見ていた岩鳶高校水泳部員四人。
このとき、遙さんうつむいているんですが、めっちゃ暗い雰囲気です。

似鳥は四人に気づいたが、一瞬あとに、凛ちゃんを追いかける。

……ゴミ箱、片づけていこうよ。

去っていく似鳥のほうを見ながら、遙さんは瞳を揺らす。

このとき初めて凛ちゃんがリレーのメンバーからはずされたことを知ったらしい渚と真琴はショックを受けている。
遙さんの耳にはさっきの「水泳なんてやめてやるよ!」という声がよみがえっていた。
さらに、中学時代に再会した凛ちゃんが「俺はもう……水泳やめる」と言った横顔を思い出していた。
……あのときの凛ちゃんは反則クラスで可愛かったね。儚げな可愛さで、ぎゅって抱きしめてあげたくなるわ。そりゃ天然遙さんもフォーリンラブしちゃうわ。
遙さんの握っていた拳がほどかれ、力を失ったように、だらんと垂れる。
さらに、遙さんはそのまま廊下に座りこむ。
立てた膝の上に腕を乗せ、そこに顔を伏せる。
「俺はもう……凛と泳げない」
声を震わせて、つぶやく。
その眼は潤んでいる。
もうすぐメドレーリレーの予選が始まっちゃうよと渚が心配し、とにかく今は俺たちの試合に集中しようと真琴は言うが、遙さんは腕に顔を伏せたままの状態。

うおおおおおい、遙さん!!!!
その落ちこみっぷりはなんなの!?
すべてがどうでも良くなった状態ですか!?
まえに、凛ちゃんから「これでもうおまえと泳ぐことはねぇ、二度とな」と告げられたときと同じ状態ですか!?
あのときは、みんなと泳ぐという目標を見つけたことで乗り越えたのではなかったのですか!?
というより、あのときよりも、状態ひどくない?
遙さんの凛ちゃんへの愛の深さにはたまにびっくりさせられるよ……。

怜が三人に向かって話し出す。
昨日の夜、凛に呼びだされて話をしたと。
中学のとき水泳をやめると言ったのは遙に負けたからではない、留学先で壁にぶつかって自信を無くして、それで水泳はもうやめようと思っていたって。
だけど日本に帰ってきて、遙と再会して、また勝負して、それでふっきれたって。

怜ちゃんの話の途中なんですが、このあたりよくわからないんですよねー。
凛ちゃんってあの中学一年の冬から遙さんたちに再会する高校二年の春まで水泳をやめてたってことですか?
でも、似鳥がまえに凛ちゃんの専門はバタフライですごい記録も持ってるとか言ってましたよね?
その記録って留学以前のもの? それじゃあ、すごい記録って言ったって小学生のころのものですよね?
あと、水泳やめたんなら、中学一年の冬から高校二年の春まで、凛ちゃんは海外でなにをしてたんだ?