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獄寺百花@ついったん
獄寺百花@ついったん
novelistID. 7342
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スレ獄スレツナ

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だが、お前はダメツナを演じているんだよな?」

転入生が俺に聞く。
俺は軽く頷き、「何故そんな事を聞く?」と言った。

「ボスが演じているんだったら、俺も演じていた方が都合いいだろ?
敵や周りを油断させられるしな。」

冷静に言う転入生。

(確かに転入生が言う事も一理あるな…。)

俺はそう思い、再び転入生に質問をした。

「何を演じるんだ?
ダメツナのようなものは俺がやっているから、演じられないが?」
俺は不思議な顔をして聞く。
転入生は静かに言った。

「ならお前の言う事しか聞かねぇ馬鹿犬っていうのはどうだ?」

(ば、馬鹿犬…?)

俺は軽く動揺した。
だがすぐに納得しうなずいた。

「ダメツナに馬鹿犬か…
おもしろい、それはいいぞ。」

俺は笑ってしまった。
同じく転入生も笑みを浮かべていた。

「では、ファミリーの誓いを…」
転入生はそう言うと、俺の前にひざまずいた。

「俺は獄寺隼人。貴方の右腕となり、ファミリーと貴方の為に常に行動をします。」

転入生…もとい、獄寺隼人が手の甲にキスをする。

「俺は沢田綱吉。獄寺隼人を右腕とし、ファミリーと右腕の為を考え行動する。」

俺は獄寺隼人の手にキスを落とした。

「これで契約成立だな、沢田綱吉。」

獄寺隼人が言う。
俺はフルネームで言われるのに少しばかり違和感を感じたが、どう呼んでいいかよくわからなかったので何も言わなかった。

「ツナ~っと、あれ?獄寺?」

遠くから叫ぶ声が聞こえる。

「山本!部活は?」

いつものダメツナを再び演じる。そのギャップに少し獄寺隼人が笑った。

「何か中止になったんだっ
一緒に帰ろうぜ!」

山本が笑顔で言う。

「獄寺君、この人は野球部の山本武っていうんだっ」

俺が山本の紹介をする。

「よろしくな、転入生っ」

山本が手を差し延べる。
獄寺隼人はその手を振り払い、軽く睨みつけてこう言った。

「俺は馴れ合うつもりはねぇよ!…行きましょう、10代目!!」
俺の事を10代目と呼び、引っ張って行く。

(10代目、か…)

「おい、待ってくれよ!!」

山本の声が遠くなる。
獄寺隼人は静かにこう言った。

「10代目、裏切らないで下さいね」

何故か背筋が寒くなる。
俺はゆっくり頷き、目を伏せた。

…この時からだ。
俺の心の隅にあらぬ感情が生まれたのは。

これから俺達は様々な困難を乗り超えて、守護者を集めて試練を受ける。

まだ俺達の出会いは、ほんの始まりにすぎなかったのだ…




並中を卒業して、早一年。
俺は高校2年生になっていた。
高校生になってからはもうダメツナという仮面は捨てて、ボンゴレを継ぐために四苦八苦している。俺の能力に気付いた後のリボーンは、俺が高校になってすぐにイタリアに帰ってしまった。

「お前にはもう教える事なんてねぇ。立派なマフィアのボスになるんだな、ダメツナ。」

何て言う憎まれ口を叩きながら。
それから変わった事と言えば特に無く、守護者の皆と並中にいた時と同じように学校生活を送っている。
皆リボーンの計らいで同じ高校に入った。
そっちの方が何かと都合がいいから、と。



二章 高校生活