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みとなんこ@紺
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コミュニケーション・ブレイクダンス

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よぉ、大将、久し振りー。
大佐?大佐なら何か急な来客中だからまだしばらく捕まらないと思うぜ。
…まぁそう怒んなって。今日のアレはイレギュラーだから大目に見てやんな。こっちも打ち合わせあるってのに待たされてんだよ。
もうそんなかからないと思うし、何なら暇潰しに話聞いてくか?ネタは今までの厄介ゴト自慢。次オレの番。・・・ああ、逃げんなよ。


…さて類は友を呼ぶ、って言葉、聞いた事があるか?
何となく意味判るだろ?これは本当は何か違うらしいが、この言葉は言い得て妙ってやつだ。オレはあの時心底悟らされたね。
その時つくづく思ったよ。
何をって?
下手に関わるとろくなもんじゃない、って事。
…今更っていうな。あの頃俺も若かったんだ。


あれはこっち来て、1年は経ってない頃の事だったと思う。
どうせ元々東部の出だったから水に馴染むの自体は早かったし、それなりにあっちこっちとぶつかりながらもどうにかやってきた。
いくつかのそれなりにでかいヤマも片付けてきて、あの人の本性も垣間見てきた辺りだったか。
当時自分はそれ見てて、止せばいいのに面白いとか何とか思ってしまった訳だ。
軍主体の思想に紋切り型に嵌った中央のオッサンどもより色々やりやすかったし、とにかく何かやらかしそうで良いかな、と。
まぁ、その時はそんなアレな事考えてるなんてまだよくは知らなかったから、お互いなんか距離を見計らってたのかもしれない。オレとしては、結局部署を転々とした挙げ句、東に飛ばされて(というか出戻らされて)ちょっとやっかいな変わり者の上司に引っ掛かった、たぶんそんな感じの認識だった頃のこと。