二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

本音か嘘か

INDEX|2ページ/2ページ|

前のページ
 

もちろん顔はすまなそうなのだろう、利吉の好きな少し眉を下げた顔なのだろう。
けれどその心はきっと、何も感じていない声なのだ。

「おやすみなさい、土井先生」

それだけ返して、利吉は躊躇った挙句振り返る。
振り返っても、そこに半助の姿があるわけもない。

(先生、あなたは……)
一瞬だけだが利吉が感じた違和感、そうと思えばするりと見えた彼の心。
今は教師をしているとはいえ、忍である半助が易々とその手の内を見せるだろうか。
わざとなのか。
ぼろだったのか。
それを確かめないと、利吉は前にも後ろにも進めない。


(また、来ます。近々、必ず)
見えなくなった背中に誓って、利吉は今度こそ次の仕事先へと動き出す。
もう泣かない代わりに、次に会うまでに少しは考えよう。


わざとなら理由が。
ぼろならばその訳が。
きっとあるはずなのだから。





***

もちろんわざとです。
その理由に利吉は気がつけるか、次回こうご期待!!
※当家は利土井です。
※次回は未定です。


というか冒頭を書いたのが初期も初期なので、土井先生が暗いだけかもしれません。
作品名:本音か嘘か 作家名:亜沙木