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デジキャラット・シンフォニー

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「デジキャラット・シンフォニー」
―南十字星の約束―

「―自分なら必ずできると信じるものが最後に笑う−」


1、アキハバラに戦闘機が来たにょ
ここアキハバラではでじこが働くゲーマーズというお店があるにょ
今日もいろんなお客様が来るにょ。その中でもひときわ変わったお客さんが最近よく訪れるように
なったにょ
「はい、6900円になりますにょ」
「ありがとう」
いつもでじこを指名してくれる店長しゃんよりお年寄りの人にょ

その時、うさだが駆け込んできた
「ごめーん、おくれちゃって」
「うさだ、遅刻にゅ」
「あ、お客さんね、いらっしゃいませ」
「かわいい店員さんだね」
「いーやーん、本当のこといわれちゃった」
「うさだ、うかれすぎにょ」

「ありがとうございました」
その時、不気味な音がした
「なんだ、あれは」
「UFOにょ」
「違うわ、戦闘機よ!」
その時、いっせいに爆弾が落ちてきた
「うわっ」「きゃあ!」
さっきのお客さんがまた店に入ってきた
「みんな!店にいては危ない!崩れる前に全員出るんだ!」
お客さんはでじこたちを連れて店を出た
「いったい何が始まったのよ!どこへ行くのよ!
「わけは後だ!とにかく逃げろ!」
「逃げろったってどこに?」
「この近くに地下街はあるか?」
「地下街はないけど、地下鉄ならあるにゅ」
「おお、そこへ案内してくれ」

でじこたちは地下鉄日比谷線の駅に避難した
「地下にいればとりあえず大丈夫だ、ちょっとした台風や地震では壊れないからな」
「いったいなにが始まったにょ」
「おまえだれにゅ」
「そうだった、通っていて自己紹介がまだだったな」
そういうとポケットから名刺を取り出した
「東京大学教授 平田道明・・・って・・・ええーっ」
「きょうじゅってどんな仕事かにゅ」
「大学の先生です」
「あんたさん、大学の先生だったのかにょ」
「何を教えているにゅ?」
「日本の歴史を教えているんだ」
「歴史学の教授ゲマ!」
「ほう、丸いのがでてきたな」
「ゲマはでじこのしもべにょ」
「でじこ?」
「宇宙はるばるやってきましたデジキャラットにょ、でじこと呼ぶにょ」
「プチキャラット、ぷちこにゅ」
「ラビアンローズ」
「こいつはうさだでいいにょ」
「うさだ、かわいらしい名前だね」
「そしてゲマだゲマ」
「よろしく、平田だ」
「平田・・・教授」