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デジキャラット・シンフォニー

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「上本町の南十字星は、平田先生だったにょ・・・歴史が変わるとき、上本町の空の上に南十字星が現れたら・・・それが平田先生だにょ・・・でじこたちに歴史が代わることを教えてくれるにょ・・・それまで見守っていて欲しいにょ・・・」

ぴよこも言った。
「平田先生・・・ぴよこたちは先生が教えてくれた方法でアナローグ星を立て直すぴょ。
一人も犠牲者が出ないようにするぴょ・・・」
「ピョコラ様、がんばりましょう!」
「平田先生の教えに従えば、必ずできます!」
「先生に見せてやろうぜ!」

「平田先生の夢はでじこたちが必ず見届けるにょ」
でじこの手には愛知万博の入場券が握られていた。

エピローグ 愛知万博
でじこたちは愛知万博の長久手会場に来ていた。
「尾崎先生、平田先生。先生たちのおかげで、でじこたちが歴史を作ることができたんだにょ。自分ならできると信じるものが最後に笑う。平田先生の言葉は正しかったにょ。平田先生の書いた「プロジェクトZ」は、アキハバラの空襲、上本町の南十字星から、独裁者の最期まですべて平田先生の書いたとおりだったにょ。万博まで呼んだ平田先生は本当にすごい人だったにょ」
平田先生が名古屋に呼んだ最後のお店、それが「愛知万博」だった。万博事務局はそれを記念して平田先生の銅像を会場内に建てたのだ。
そして、その台座にはこう刻まれていた。
「自分なら必ずできると信じるものが最後に笑う 平田道明 尾崎和夫」

銅像の下では、あかりと美香が「プロジェクトZ」の最後の収録を行っていた。
「ここで重大発表があります」
あかりと美香は並んだ。
「私、うさだあかりと平田美香は、ユニット「ストロベリーフィールズ」を結成し、二人で活動していくことにしました」
「えー、美香さん宝塚退団しちゃうの?」
「美香と一緒にやるのが夢だったしね」
「あかりと一緒なら宝塚じゃなくてもいいし」
「すごいにょ!史上最強の大女優ユニットにょ!」

でじこたちが空を見上げると、平田先生の顔によく似た雲がでていた。
でじこの手には「プロジェクトZ 新しい歴史を作ろう!東大教授・平田道明の挑戦!」が、にぎられていた。
そして、その帯にはこうかかれていた。
「歴史は自分たちで作り上げていくものだ。芸と歴史に完成なし!」

−終わり−