【テニプリ】温泉に行こう!
「その話は今すぐ忘れろ。さもなくば、スポンサーを降りる」
『………うぃス』
マジだったのか…リョーマは頷いて、話を変えた。
『そうだ!、跡部さん、今度、国光さんが絶品だって言ってたパスタ、オレにもご馳走してくれます?』
「……いいぜ。その代わり、ワイン、買って来いよ」
『赤と白、どっちがいい?』
「白だな。料理に使うから、適当なやつでいいぜ」
『了解。来月には帰って来れるから、それまで、国光さんのことよろしく!』
そう言って、リョーマとの会話が終わる。跡部は深い溜息を吐いた。
「…よろしく、されたくねぇ」
されてもされなくても、面倒見てるんだろうが…そう思うと溜息の切れない跡部だった。
オワリ
作品名:【テニプリ】温泉に行こう! 作家名:冬故