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ひぐらしのなく頃に 壊 姉探し編

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「姉さん、なんで母さんを見捨てて雛見沢になんか行ったの、あんな何もなさそうな村に、なんでよなんで、姉さんが死んでから母さん変になっちゃったんだよ、姉さんは母さんのことどうでもいいとしか思ってないのかもしれないけど母さんは姉さんのことずっと心配してたんだよ、なんで行っちゃったのよ、ねえ、姉さんには選ぶ権利と時間があったのに、なんでよりによってそっちなの、そんな遠いところにいってなにをしたかったの、母さんよりも大事だったの、それとも母さんよりも魅力的なものが雛見沢にはあったの、母さんの命よりも?自分も死んで母さんまで追い込んで何がしたかったの何が目的なの何が望みなの、死ぬなら自分だけにすればいいのに多くの村人まで死んじゃって各地の雛見沢出身の人まで魔女狩りのごとく駆逐され迫害され差別されて姉さんはなにがしたかったのこんな世界を私に見せたかったのいい加減にしてよおかげで父さんはすごくやつれて疲れて帰りも遅いのに無理して早起きして仕事してるのに仕事すらしなかった姉さんがいったいなんで私たちの家族をここまで壊した理由はなんなのいったいなんで死んだの死ぬなら自分だけによくも母さんを追い込んで私をこんな目にあわせて母さんがどう死んだかしっているの首を掻きむしって腕も掻きむしって血がいっぱい出て止めようとしても止まらなくて周りの皆は雛見沢出身だからって母さんを心配してくれない病院に言っても一行に良くならないうわごとたわごとばかりで母さんは私たちの話を聞いてくれない最後は心不全でなくなったのに姉さんはなんなのそんな雛見沢なんていうわけのわからないところで訳の分からない死に方をしてなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなのなんなの 」


























「なんなのよッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 」
















































もう自分でも何に怒っているのかよくわかっていなかった。ただ母さんが死んで2年、強がっていたものの本当の意味での寂しさは紛らわすことができなかった。うっぷんは溜まっていた。霊とか、感じたくもないものを感じていてすごく嫌だった。


姉さんには関係ないことにも、姉さんに当たっていた。


気が付くと涙が流れていた。あくびなんかじゃない。もっと悲しい液体。
未だに霊は枕元から私を見下ろすかのように佇んでいる。何も反応しない、何も答えない。




「・・・・・・そうよね、私は霊とは話せないもの。」




きっとこの霊は姉さんなんだ・・・でも姉さんだからなんだというのだ。
私は姉さんとは一度も会ったことがない。顔は写真で見て知っているが、性格も声も喋り方も知らない。姉さんとは言ったものの、私は姉さんを知らなかった。でもこの霊は・・・姉さんなのだ。確信は無い、確たる証拠も無い、それでもこのときの私はこの霊を姉さんだと信じていた。




「姉さんは・・・・私に何を伝えたいの?」




伝わることは無い、姉さんが何かを伝えたいと、この頃私はそう思っていた。でも違った。




「雛見沢に行けば・・・なにかわかるの?」




私が、姉さんのことを知りたかっただけなんだ。