【drrr!】○○の口調でツイートしてください
ま、怒られましたけども、兄は一人暮らしを始めてからすっと憑き物が落ちたような清清しさと妖艶・・・といえる色気がありましたわね。静雄さんの為にわざわざマンションを借りるとかどれだけ尽くしたいのでしょうか、あの人。
静雄さんもそれに甘んじていたのですが、高校卒業してから険悪になりまして・・・・どうも、そのマンションに仕込んでいた盗聴器から察するに、兄は静雄さん以外の人とも関わっていたようですの。
表の人ではない声と雰囲気、そしてうっすら聞こえた声から・・・・四木・・・さん?という方でしょうか。
その方とも浅からぬ関係を持った兄にキレた静雄さんが、一方的に終わりを告げたのですが、すぐに兄は逆ギレして静雄さんを警察沙汰にはめ込んだのです。われらが幽平様にまで影響するであろうことをなんてことをしやがったのかと。本当に申し訳ありませんでしたわ。
こっそりと仕掛けていた盗聴器も全て見つかり、新宿へと移り住んだ兄でしたが、それからしばらくしたらやはり静雄さんと会うようになったようです。全く、素直じゃない兄を持つとこちらが神経持ちませんわね
それから手を換え物をかえ、こっそりと兄のプライベートを窺っておりますが・・・この一枚の写真が全ての始まりのような気がします。あの時の兄も、静雄さんも、確かな感情を持って向かい合っていたはずですわ。
なのに、いつの間にか二人すれ違い、どこか遠くから無理やり近づこうとする感じがして・・・痛々しいというのでしょうか。それに、兄は静雄さんには言ってない事があります。その、極道らしい関係者の四木さんという方です。
彼は静雄さんのような感情を兄に抱いていないのは、わたくしらでもわかります。なのに、兄はそれでも縋っているような気がしてなりません。・・・仕事のためという感じでもありませんし・・・え?後ろ・・・?
うひゃあああ!イザ兄!!いつのまに!!あはは!ごっめーん!!(逃)
うん、マイルじゃない。息抜きの駄文でした。
作品名:【drrr!】○○の口調でツイートしてください 作家名:ヨモギ