二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」
赤色とまと
赤色とまと
novelistID. 12260
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

ヘタリア☆おんらいん

INDEX|11ページ/21ページ|

次のページ前のページ
 


チラシが配られた日の帰り道
菊、フェリシアーノ、ルートヴィッヒは3人で同じ方向に家路を急いだ。

なんでも
フェリシアーノもルートヴィッヒもオンラインゲームの操作が解らないらしく、菊がフェリシアーノの家で導入を手伝ってあげることになったのだ。


フェリ「ただいま~!帰ってきたよお」

フェリシアーノは靴を脱がずにはいる。
土足推奨の家なのだ。

菊「おじゃまします。」

ルート「じゃまするぞ。」


フェリシアーノの部屋はやはり散らかっており、ルートの潔癖症を刺激しまくったがそこは面倒くさいので省く。

菊がソフトをダウンロードし終え、説明する。

菊「えー、最初に種族や職業を選んでもらいます。そこからキャラメイクに入りますので」

菊はフェリシアーノに席を譲った。

フェリ「ほえ~、なんか本格的だね~…」

フェリシアーノはおっかなびっくりキーボードを叩く。
こういうのは初めてらしい。


菊「お、スタンダードな冒険者ですか。フェリシアーノくんには丁度良いですねえ」

ルート「こいつが冒険者か…なんだかそれすら頼りないな」


フェリシアーノはえ、そお?と照れ臭そうに頭をかく。
絶対誉めてはいない。

フェリシアーノは人間の冒険者。
いたって普通で、プラスもマイナスも無いキャラだ。

フェリ「次はキャラメイクだね♪」

ルート「お、おい。ちょっと似すぎなんじゃないか!?」

画面には冒険者の服を着たフェリシアーノがぴょんぴょん跳ねている。
あのアホ毛さえも忠実に再現しているのである。
まるで本人の小さいのが画面に入っているようだ。

菊「あ、お気になさらず。仕様ですので。」

菊はあくまで落ち着きはらって画面を見つめている。