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赤色とまと
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novelistID. 12260
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ヘタリア☆おんらいん

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それにしたって似すぎだ。

フェリ「すーごいね!ホントに俺がいるみたいだあ…ヴェー…」


菊「ではルートさん、この要領で導入していただければよろしいかと。」

ルート「大丈夫だ。ああ、そういえば俺とフェリシアーノは途中まで行動をともにする作戦をとることにしたんだが、菊もどうだ?」

確かに、初心者が一人で行動するのはキツいものがあるし
いきなり勝負を仕掛けて共倒れって事になるのは避けたい。

ルートヴィッヒらしい賢明な判断だ。
しかし、菊はすぐに「はい」と言わない。


菊「え、えーと…善処します…」

いいえなんですね。

フェリ「う~ん…日本はゲーム自体大好きだし、確かに初心者に合わせるのはつまんないかもねえ」

ルート「むう、そうか…お前がいると心強かったんだがな。残念だ。」

菊「恐れ入ります、すみません。」

菊は申し訳なさそうな表情で頭を下げる。

フェリシアーノの家からの帰り道
ルートヴィッヒと別れ日本はひとりとぼとぼ歩いていた。

ふふっと日本は笑った

菊「巨大メイド喫茶…絶対に実現させてみせますよ…」

さっきまでの物腰柔らかな彼からは想像もつかないオーラを放ちながら。