ヘタリア☆おんらいん
それにしたって似すぎだ。
フェリ「すーごいね!ホントに俺がいるみたいだあ…ヴェー…」
菊「ではルートさん、この要領で導入していただければよろしいかと。」
ルート「大丈夫だ。ああ、そういえば俺とフェリシアーノは途中まで行動をともにする作戦をとることにしたんだが、菊もどうだ?」
確かに、初心者が一人で行動するのはキツいものがあるし
いきなり勝負を仕掛けて共倒れって事になるのは避けたい。
ルートヴィッヒらしい賢明な判断だ。
しかし、菊はすぐに「はい」と言わない。
菊「え、えーと…善処します…」
いいえなんですね。
フェリ「う~ん…日本はゲーム自体大好きだし、確かに初心者に合わせるのはつまんないかもねえ」
ルート「むう、そうか…お前がいると心強かったんだがな。残念だ。」
菊「恐れ入ります、すみません。」
菊は申し訳なさそうな表情で頭を下げる。
フェリシアーノの家からの帰り道
ルートヴィッヒと別れ日本はひとりとぼとぼ歩いていた。
ふふっと日本は笑った
菊「巨大メイド喫茶…絶対に実現させてみせますよ…」
さっきまでの物腰柔らかな彼からは想像もつかないオーラを放ちながら。
作品名:ヘタリア☆おんらいん 作家名:赤色とまと