ヘタリア☆おんらいん
一方そのころ
一足早めに出発したルートヴィッヒとフェリシアーノは鬱蒼としげる森を前に踏みとどまっていた。
ルート「うむ…。やはり近くで見ると禍々しい雰囲気があるな…。」
人間の鍛冶屋のルートヴィッヒはいかめしい大剣を背負い、フランシスのとは対照的なゴツい鎧をゆらす。
フェリ「うヴェー…。こわいよ…」
ルート「レベルも上げなければならないしな。入るか。」
フェリ「ヴェッ!?ま、待ってよルートーっ!」
フェリシアーノは頼りない冒険者の装備をはためかせルートヴィッヒの後について森に入っていった。
作品名:ヘタリア☆おんらいん 作家名:赤色とまと