【APH】どうして、こうなった?
「何、お前、無茶苦茶言ってんだ!…ってか、お前、キスもハグも苦手なくせに…」
「好きなひとにしてもらうのは平気に決まってますよ!そんなことも解らないんですか!」
日本の放った言葉にプロイセンの頬はかあっと赤く染まっていく。それに日本は呆気に取られたような顔でプロイセンを見つめた。それにプロイセンは口元を隠すとふいっと顔を背けた。
「師匠、その顔は卑怯ですよ」
「うるせー」
「寝かせたくなくなるじゃないですか」
「エロいこと言うな!」
…ああ、本当にもう…。
プロイセンは日本に向き直ると少しだけ膝を落とした。それに日本は唇を不満げに尖らせつつ、プロイセンの頬に触れた。
「寝かせてあげませんよ。本当にもう…」
「…誕生日に免じて、許してやるぜ」
オワレ…。
作品名:【APH】どうして、こうなった? 作家名:冬故