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「……分かったからタオルケットマン、君はその酒臭い息を納めて、なるべく早く着替えて――」

　そう開きかけた唇と舌先に、たゆんだ布が触れた。
　注ぎ込まれる、篭って湿った息、布の内側でうごめくモノの感触と、糊の効いた布の味。

「ははは－！　正義の鉄槌－！！！」
「おえぇ－ッ！！！」

　さて、このアホウドリの羽をいますぐ毟ってやるべきかやらざるべきか。