さつきちゃんの休日日誌
もう帰りたいんですが普段は体力なし男のくせにこんな時だけメッサーさんも
大変お元気で、空飛ぶダンボに興奮して身をのり出し過ぎて安全装置が作動
しちゃって一次停止させる始末です。
あのずっと抱いてるぬいぐるみ、実は増槽装置なんじゃないですか？
ほら、今だって片手でチュロス食べながら肌身離しません。
「遅い！用を足すのにどれだけかかるんだ君は」
「またイライラしているのかい。手洗いに行くイコール用を足す、という連想
しかできないなんて本当に文化レベルの低さが伺い知れるよ」
「トイレでする事に文化的もくそもあるか！……あ、い、今のはシャレじゃな
いぞ！勘違いするなよ！」
「そんな三流以下のユーモアはユーモアと認めないよ僕は。大体、手洗いに
行くというのは身だしなみを整えるという事だよ、少なくとも紳士の社会
ではね」
「トイレの中で髪を巻き直したり香水を吹き付け直すのが君の定義する男の
為すべき事というわけか。ついでに白粉の叩き直しも加えておいたらどうだ」
「ゆ、U房っ、そんなに泣くなよ」
「う…っう〜〜……今日は久々に日本でお休みだったのに、伊八とゆっくり
のんびりお風呂浸かって今日こそゲイシャアソビというのを教わろうと
思っていたのに……」
「え、ちょ、そんなに芸者気になってたの？」
「それにどうせ行くなら海の方がいいに決まってるじゃないですか！私と伊八
をなんだと思ってるんですかあの二人は〜〜っ！」
「U房……そんなに俺とシ●に行きたかったなんて……」
「当たり前です、だってずっとこのお休み楽しみにしてたんですよ？」
「U房…！」
「伊八…！」
「ん？ちょっと待ちたまえメッサーシュミット、ガイドとオマケがいない」
「は？あ、あれ……どこへ行ったんだ？というかここはどこだ。ト●ーン
タウンはどっちだ？」
「違うだろう、我々の向かう先はアリスの●ィーパーティーだろう」
「ふざけた事を言わないでくれ、紅茶が切れると記憶障害も併発するのか」
「そちらこそそろそろビールが切れてオネムの時間じゃあないのかい。道
端でダウンしないうちに迷子センターにでも預かってもらってるといい。
閉園5分前には迎えにいってあげよう」
「きさま……っ！」
「んー、やっぱりビールは最高です」
「歩き回ったあとはガチだな！」
「あ、伊八伊八、次はこれ行きたいですー」
「海底●万マイルか。おk！どうせなら今からフルコンだぜー！」
みなさんこんばんは、U1224こと通称U房です。
今日は久々の日本でのオフです。
予定とは大分違いましたが、まだまだ満喫中です。
今夜は｢みらこすた｣にお泊まりなので、休日日誌の続きはまた今度です。
＜さつきちゃんの休日日誌＞
作品名：さつきちゃんの休日日誌 作家名：＿楠＿@APH